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Billboard JAPANチャート1/15付およびRADIO ON AIR DATA 12/25〜1/7

ビジネス

音楽サイト「Billboard JAPAN」を運営する阪神コンテンツリンクおよびプランテックは、プランテック提供による1月15日付Billboard JAPANチャート(集計期間:2018年1月1日〜2018年1月7日)、および2017年12月25日〜2018年1月7日のRADIO ON AIR DATAを発表した。
 

安室奈美恵「Hero」、ダウンロードとストリーミング2冠で総合首位獲得

2018年第1週(計測期間:18年1月1日〜7日)の“JAPAN HOT100”。前週と同様に年末特番の影響が大きく、特に「第68回NHK紅白歌合戦」出演アーティストによる楽曲の殆どがランク・アップする、ロング・ヒット曲が上位の大半を占める総合チャートとなった。また、シングル・セールス全体が当週は低調となったため、デジタルでポイントを積み上げる楽曲が一層上位にランク・インする展開だった。

その「紅白」で最も注目され、瞬間最高視聴率48.4%をマークした安室奈美恵「Hero」は、ダウンロード、ストリーミングで1位となり、他指標でも、シングル55位、ルックアップ89位、ラジオ7位、Twitter16位、動画再生87位と高ポイントを積み上げて総合首位を獲得。「紅白」効果によるトップ20チャート・イン楽曲は10曲で、前週から最も大きく順位を上げたのは、竹原ピストル「よー、そこの若いの」(60位→15位)。当楽曲は、ダウンロード11位、ストリーミング16位、ラジオ8位と、「紅白」出演によるインパクトの大きさが良く分かる結果となった。昨年の欅坂46のように、次週以降もこれらの楽曲が順位を守り続けるか、チャート・アクションに注目だ。

もう一つ、今年の年始効果が見えたのは、テレビ朝日での地上波初放送となった映画『君の名は。』だ。サウンドトラックのRADWIMPS「なんでもないや」(32位)、「スパークル」(35位)、「前前前世」(36位)、「夢灯籠」(98位)と、圏外から4曲がトップ100にランク・インしていて、これはダウンロード・ポイントが牽引、動画再生とTwitterのポイントがそれに続くポイントを積み上げたためだった。
 

ジャニーズWEST「WESTival」が総合アルバム首位 安室奈美恵、欅坂46、RADWIMPSら浮上の要因はTV番組か

2018年1月15日付の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、ジャニーズWESTのニュー・アルバム「WESTival」が総合首位を獲得した。

「WESTival」は、前作「なうぇすと」から約1年ぶり、自身通算4枚目のフル・アルバムとなるもの。映画『レゴニンジャゴー ザ・ムービー』日本語吹き替え版主題歌の「もう1%」、TVアニメ「逆転裁判〜その「真実」、異議あり!〜」OPテーマの「逆転Winner」「人生は素晴らしい」など全10曲を収録している。初動3日間で89,224枚、初週累計では105,898枚を売り上げ、パッケージ・セールス1位を獲得し、ルックアップも3位とフィジカル領域で強さを発揮した。

安室奈美恵「Finally」は、前週から順位を2つ上げて総合アルバム2位にチャート・イン。今週に入って75,699枚を売り上げ、パッケージ・セールス2位を獲得したが、これは直近3週間の週間セールスを上回る数字で、「Hero」が“JAPAN HOT100”で初の総合首位を獲得したことからも、やはり「第68回NHK紅白歌合戦」出演の影響は大きかったとみられる。それと同時に、ルックアップでは初登場から1位をキープしているので、本作の需要はまだまだ高いといえるだろう。

同じく2017年リリースのロングヒット作品としては、米津玄師「BOOTLEG」が、パッケージ・セールス7位、ダウンロード1位、ルックアップ2位で、総合では前週から順位を1つ上げて5位に。今回で10回目のチャート・インで、初登場以来トップ10内を維持し続けている。

また、GENERATIONS from EXILE TRIBE「BEST GENERATION」は、パッケージ・セールス3位、ダウンロード3位、ルックアップ13位となり、総合では前週2位から当週3位。EGOIST「GREATEST HITS 2011-2017 “ALTER EGO”」は、パッケージ・セールス5位、ダウンロード2位、ルックアップ27位となり、総合では前週3位から当週5位。どちらもルックアップがやや下降してしまったものの、ともに1月13日からレンタルが解禁される予定で、セールスはいまだ好調なので、次週以降も上位に留まり続ける可能性は十分にある。

安室奈美恵と同じく「紅白」出演が反響を呼んだ欅坂46の「真っ白なものは汚したくなる」は、パッケージ・セールス12位、ダウンロード20位、ルックアップ9位と、満遍なく勢いを取り戻して、総合では前週36位から当週12位に浮上。また、映画『君の名は。』の地上波初放送を受け、RADWIMPS「君の名は。」は、パッケージ・セールス42位、ダウンロード4位、ルックアップ19位となり、総合順位を前週90位から当週15位まで押し上げた。年末年始のTV番組の影響が、この2作の大きなジャンプ・アップからも読み取ることができる。
 

DAOKO×米津「打上花火」がアニメ・チャート通算17回目の首位 地上波初放送で「君の名は。」楽曲が続々チャート・イン

DAOKO×米津玄師の「打上花火」(映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』主題歌)が、今週のアニメ・チャートで通算17回目の首位を獲得した。

「打上花火」はストリーミングと動画の再生回数は依然として2位以下に差をつけて1位を獲得しており、2018年に入ってからもその強さは衰えを見せていない。4月に「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のBlu-ray/DVDがリリースされることがつい先日発表されたため、次週以降から春にかけても再び楽曲に注目が集まる可能性も高い。また、今週2位にチャート・インしたSEKAI NO OWARI「RAIN」が主題歌に起用されている映画「メアリと魔女の花」も3月にBlu-ray/DVDのリリースが決まっていることから、こちらも同じくチャート上位をキープできるかに注目したい。

そして、1月3日に新海誠監督作「君の名は。」が地上波で初放送されたことは年明け早々大きな話題となったが、その影響は同チャートにも反映され、今週はRADWIMPSの「なんでもないや」が3位、「スパークル」が4位、「前前前世」が5位と連続でチャート上位に入っている。さらに「夢灯籠」も15位に入っており、映画の関連楽曲がTOP20内に計4曲もチャート・インする結果に。中でも「なんでもないや」「スパークル」はダウンロードで1位と2位を獲得している。映画の代表曲とも言える「前前前世」は動画の再生回数が未だに高いこともありアニメ・チャートのTOP20以内にも度々入っているが、それぞれのシーンを彩る楽曲群を放送の前後に聴き直したリスナーが多かったことが推測でき、やはり同映画と音楽の相乗効果は大きなものだということが改めて分かった。
 

安室奈美恵「Hero」DLソング&ストリーミング制す、米津玄師DLアルバム首位返り咲き

2018年1月15日付(1月10日発表)のBillboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”とストリーミング・チャート“Streaming Songs”は「Hero」安室奈美恵が制し、ダウンロード・アルバム・チャート“Download Albums”は「BOOTLEG」米津玄師が1位に返り咲いた。

集計期間が1月1日〜7日となった今週の“Download Songs”チャートを制したのは、先週9位から1位へとジャンプアップした「Hero」安室奈美恵。紅白での同曲の感動的なパフォーマンスが大きな話題となり、3000ポイント以上を獲得し見事1位に輝いた。「Hero」は、フィジカル・セールス以外の指標でバランスよくポイントを積み上げ、総合ソング・チャート“Hot 100”でも堂々の1位となった。

他にも、「不協和音」欅坂46(5位)、「ともに」WANIMA(6位)、「ノンフィクション」平井堅(7位)、「インフルエンサー」乃木坂46(8位)、「EXCITE」三浦大知(9位)、「明日も」SHISHAMO(10位)など紅白で披露された楽曲が軒並みTOP10にエントリーを果たした。3位には、「Be The One」PANDORA feat.Beverlyが初登場。1月5日から配信がスタートしたこの曲は、「仮面ライダービルド」の主題歌に起用されている。

年始はデジタル・リリースが少なかったため、“Download Albums”には大きな動きはなく、ロングヒットとなっている「BOOTLEG」米津玄師が再び首位に。4位の「君の名は。」RADWIMPSは、映画が1月3日に地上波初放送され好数字を記録したことをうけてランクイン。総合アルバム・チャート“Hot Albums”では先週90位から15位へ急上昇する結果となった。そして10位には「ラグナロク」The Brow Beatが初登場した。

“Download Songs”同様、“Streaming Songs”のランキングからも紅白出演の影響が伺える。安室奈美恵「Hero」が首位を獲得した他、「TT」TWICE(2位)、「不協和音」欅坂46(4位)、「明日も」SHISHAMO(5位)、「インフルエンサー」乃木坂46(6位)、「ダンシング・ヒーロー」荻野目洋子(7位)、「EXCITE」三浦大知(9位)などがTOP10に食い込んだ。

チャート一覧
 

2018年1月15日付 Billboard JAPAN HOT100
順位 先週の順位 曲名 アーティスト名 発売 発売日 チャートイン回数
1 14 Hero 安室奈美恵 AVT 20160727 40
2 25 不協和音 欅坂46 SMR 20170405 41
3 2 瞬き back number SIG 20171220 7
4 3 ダンシング・ヒーロー 荻野目洋子 V 20171220 17
5 7 TT TWICE WMJ 20170628 63
6 10 風に吹かれても 欅坂46 SMR 20171025 15
7 9 インフルエンサー 乃木坂46 SMR 20170322 38
8 4 打上花火 DAOKO × 米津玄師 TF 20170816 22
9 5 Reboot 東方神起 AVT 20171220 6
10 6 あなた 宇多田ヒカル ERJ 20171208 5
11 18 EXCITE 三浦大知 SGR 20170118 37
12 23 明日も SHISHAMO SIG 20170222 25
13 28 ともに WANIMA PZ 20160803 41
14 22 ノンフィクション 平井堅 AOJ 20170607 19
15 60 よー、そこの若いの 竹原ピストル V 20151125 2
16 40 いつかできるから今日できる 乃木坂46 SMR 20171011 18
17 8 White Love Hey!Say!JUMP JST 20171220 5
18 12 Family Song 星野源 V 20170816 26
19 17 LIKEY TWICE 20171030 10
20 11 Heart Shaker TWICE 20171211 4

 

2018年1月15日付 Billboard JAPAN Hot Animation
順位 先週の順位 曲名 アーティスト名 発売 発売日 チャートイン回数 タイアップ
1 1 打上花火 DAOKO × 米津玄師 TF 20170816 22 映画「打ち上げ花火、下から見るか?横からみるか?」主題歌
2 5 RAIN SEKAI NO OWARI TF 20170705 24 映画「メアリと魔女の花」主題歌
3 なんでもないや RADWIMPS EMI 20170222 26 映画「君の名は。」主題歌
4 スパークル RADWIMPS EMI 20161123 24 映画「君の名は。」主題歌
5 15 前前前世 RADWIMPS EMI 20160824 75 映画「君の名は。」主題歌
6 3 渡月橋~君 想ふ~ 倉木麻衣 VN 20170412 17 映画「名探偵コナン から紅の恋歌」主題歌
7 2 Awaken the power Saint Aqours Snow LA 20171220 3 MXTV他「ラブライブ!サンシャイン!!」より
8 4 ピースサイン 米津玄師 SMR 20170621 33 NTV系「僕のヒーローアカデミア」オープニング
9 9 fake town baby UNISON SQUARE GARDEN TF 20171115 8 MXTV他「血界戦線 & BEYOND」オープニング
10 11 ようこそジャパリパークへ どうぶつビスケッツ×PPP V 20170208 29 TX系「けものフレンズ」オープニング
11 13 ASH LiSA SMU 20171129 12 MTVX他「Fate/Apocrypha」オープニング
12 7 One more time, One more chance 山崎まさよし EMI 20121107 2 映画「秒速5センチメートル」主題歌
13 10 orion 米津玄師 SMR 20170215 42 NHK総合「3月のライオン」エンディング
14 6 Here JUNNA V 20171101 10 MXTV他「魔法使いの嫁」オープニング
15 夢灯籠 RADWIMPS EMI 20160824 15 映画「君の名は。」主題歌
16 14 東京ウインターセッション feat.瀬戸口優(神谷浩史)・榎本夏樹(戸松遥)・望月蒼太(梶裕貴)・早坂あかり(阿澄佳奈)・芹沢春輝(鈴村健一)・合田美桜(豊崎愛生) HoneyWorks MRA 20171206 5 MXTV他「いつだって僕らの恋は10センチだった。」エンディング
17 8 ステップアップLOVE DAOKO × 岡村靖幸 TF 20171018 13 MXTV他「血界戦線 & BEYOND」エンディング
18 僕ら今日も生きている ジャニーズWEST JE 20171122 3 CX系「モンスターハンターストーリーズ RIDE ON」主題歌
19 17 ひまわりの約束 秦基博 AOJ 20141224 145 映画「STAND BY ME ドラえもん」主題歌
20 18 OVER Little Glee Monster SMR 20171108 4 TX系「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」オープニング

 

2018年1月15日付 Billboard JAPAN Hot Overseas
順位 先週の順位 曲名 アーティスト名 発売 発売日 チャートイン回数
1 1 シェイプ・オブ・ユー エド・シーラン WMJ 20170303 52
2 2 ダーティ・ワーク オースティン・マホーン UI 20171018 48
3 8 ハバナ feat.ヤング・サグ カミラ・カベロ SMJI 20180124 10
4 7 ステイ ゼッド & アレッシア・カーラ UI 20170324 41
5 フィネス feat.カーディ・B ブルーノ・マーズ WMJ 20180105 1
6 ハッピー ファレル・ウィリアムス SMJI 20140430 126
7 15 ハウ・ロング チャーリー・プース WMJ 20180119 11
8 12 パーフェクト エド・シーラン WMJ 20170303 8
9 ブレイク・フリー feat.ゼッド アリアナ・グランデ UI 20140827 64
10 17 ホワット・ラヴァーズ・ドゥ feat.シザ マルーン5 UI 20171101 18
11 ネヴァー・ビー・ザ・セイム カミラ・カベロ SMJI 20180124 1
12 ウォーク・オン・ウォーター feat.ビヨンセ エミネム UI 20171227 1
13 リヴァー feat.エド・シーラン エミネム UI 20171227 1
14 フィネス ブルーノ・マーズ WMJ 20161118 1
15 19 ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ~私にこんなマネ、させるなんて テイラー・スウィフト UI 20171110 19
16 16 シー・ユー・アゲイン ウィズ・カリファ feat.チャーリー・プース WMJ 20150408 126
17 9 ウルヴス セレーナ・ゴメス & マシュメロ UI 20171025 10
18 14 サムシング・ジャスト・ライク・ディス チェインスモーカーズ & コールドプレイ SMJI 20170407 38
19 パーフェクト・デュエット with ビヨンセ エド・シーラン WMJ 20171201 2
20 24K・マジック ブルーノ・マーズ WMJ 20161118 44

 

RADIO ON AIR DATA(集計期間:2017年12月25日〜2018年1月7日)
順位 曲名 アーティスト名
1 瞬き back number
2 ハバナ feat.ヤング・サグ カミラ・カベロ
3 あなた 宇多田 ヒカル
4 FLY uchuu,
5 空っぽの空が僕はきらいだ 坂口 有望

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