Billboard JAPANチャート2/12付およびRADIO ON AIR DATA 1/29〜2/4

音楽サイト「Billboard JAPAN」を運営する阪神コンテンツリンクおよびプランテックは、プランテック提供による2月12日付Billboard JAPANチャート（集計期間：2018年1月29日〜2018年2月4日）、および2018年1月29日〜2018年2月4日のRADIO ON AIR DATAを発表した。
 

STU48デビューSG「暗闇」が152,003枚を売り上げ総合首位獲得 EXILE新曲ダウンロード1位で初登場

国内6番目の48グループとして2017年3月に結成されたSTU48のデビュー・シングル表題曲「暗闇」が、初週累計152,003枚を売り上げてシングル1位、ルックアップ6位、Twitter10位、ラジオ19位で“JAPAN HOT100”総合首位を獲得した。

当週はシングルとダウンロードのセールスがそれぞれ好調で、上位が大きく入れ替わる週となっている。その中で上坂すみれ「POP TEAM EPIC」は、話題のTVアニメ「ポプデピピック」のOPとして、シングル13位、ルックアップ7位とフィジカル領域でもポイントを積み上げる一方、ダウンロード2位、Twitter12位とデジタル領域でもまだまだ余力を残す形でポイントを獲得、ダウンロード1位のEXILE「PARTY ALL NIGHT〜STAR OF WISH〜」を抑えて総合4位に初登場する快挙を成し遂げた。

YouTubeとGYAO!を合算する動画再生回数では、TWICE「Candy Pop」が2→2→2→1位と推移し、長らく動画1位を守っていた「ダンシング・ヒーロー」を追い抜くこととなった。同曲はTwitterでも3位と上昇傾向にあり、次週にはフィジカル2指標のポイントも合算され、どこまで総合順位を伸ばすか注目だ。
 

EXO「COUNTDOWN」が総合アルバム首位 ブルーノ・マーズは3作チャートイン

2018年2月12日付の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、EXO「COUNTDOWN」が総合首位を獲得した。

総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”で「Love Me Right〜romantic universe〜」が最高1位、「Coming Over」が最高3位をマークした韓国出身ボーイズ・グループ、EXOの日本では1stアルバムとなる「COUNTDOWN」は、初動3日間で82,333枚、初週累計では96,352枚の売上となり、パッケージ・セールス1位を獲得。またダウンロード6位、ルックアップ9位と、その他の指標でもトップ10内に入り、2位以下を寄せ付けない総合ポイントで“HOT ALBUMS”を制した。

リリースから3週目のWANIMA「Everybody!!」は、当週7,678枚を売り上げてパッケージ・セールス3位だったものの、ダウンロードとルックアップでは1位を獲得し、総合順位を2位まで引き上げた。2月1日の神奈川公演よりスタートしたリリース・ツアーや2月3日のレンタル解禁などの影響か、前週から順位を3つ上げたルックアップが強く、安室奈美恵「Finally」のこの部門13連覇を阻止した形だ。

初週累計23,901枚を売り上げてパッケージ・セールス2位となった、ゴールデンボンバーの約2年半ぶり、通算3枚目のオリジナル・アルバム「キラーチューンしかねえよ」は、ダウンロード11位、ルックアップ27位と、他指標では伸び悩み、総合では3位をマーク、パッケージ・セールスの順位を守ることができなかった。

ソロ・デビュー15周年イヤーのYUKIによるシングル・コレクション・アルバム「すてきな15才」は、初週累計16,732枚を売り上げてパッケージ・セールス4位、ダウンロード9位、ルックアップ35位となり、総合アルバム4位をマーク。2月17日のレンタル解禁以降の動向にも注目だ。

現地時間2018年1月28日、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて授賞式が開催された【第60回グラミー賞】のコンピレーション・アルバム「2018 GRAMMYノミニーズ」が総合20位をマークしているが、主要3部門を制覇したブルーノ・マーズは当週、3作品を100位以内にエントリーさせている。最新アルバム「24K・マジック」は38位から8位に、「ドゥー・ワップス&フーリガンズ」は100位から47位、「アンオーソドックス・ジュークボックス」は100位圏外から83位と、いづれも前週から大きくジャンプアップしている。

また、授賞式でのスピーチが話題となり、プロモ来日も行ったばかりのカミラ・カベロによるソロ・デビュー・アルバム「カミラ」は、前週の17位から当週11位まで浮上している。
 

話題の「ポプテピピック」で上坂すみれが歌うOPがアニメ・チャート初登場首位

“JAPAN Hot Animation”の2月12日付チャート（集計期間：1月29日〜2月4日）では、現在話題沸騰中のアニメ「ポプテピピック」より、上坂すみれの歌うオープニング・テーマ「POP TEAM EPIC」が首位に立った。

「POP TEAM EPIC」は、ダウンロードで1位、ストリーミングで2位を獲得したことが総合首位の要因となっており、その他の指標でもセールスとラジオの再生回数で6位、ルックアップで3位、Twitterで4位とバランス良くポイントを積み上げた。続く2位にチャート・インしたのは、坂本真綾の「CLEAR」。この曲はTVアニメ「カードキャプターさくら クリアカード編」のオープニング・テーマで、坂本は同アニメ前シリーズのOPテーマ「プラチナ」以来、約20年ぶりに「カードキャプターさくら」を担当している。「CLEAR」はダウンロードで2位、ラジオの再生回数とストリーミングで3位、ルックアップで4位、セールスで5位、Twitterで8位を獲得し「POP TEAM EPIC」に迫ったもののダウンロードとTwitterの指標で引き離され一歩及ばずの結果となった。

先週断トツの1位だった「Topaz Love」（TVアニメ「タイムボカン 逆襲の三悪人」第2クールED）は、TOP3こそ逃したものの4位にチャート・イン。ルックアップとTwitterでは高ポイントで1位をキープ、ラジオの再生回数で2位、セールスで4位と今週も好調な様子を見せている。また先週2位だった星野源「ドラえもん」（映画『映画ドラえもん のび太の宝島』主題歌）は今週7位にチャート・イン。こちらはラジオの再生回数で高ポイントの1位をキープしており、Twitterでも2位につけている。

そして、先週の15位から今週13位にランクアップしたのは西川貴教で「Bright Burning Shout」。同曲は現在放送中のTVアニメ「Fate/EXTRA Last Encore」のオープニング・テーマで、西川貴教の個人名義によるデビュー曲となる。CDリリースは3月を予定しているものの、リリースに先駆けて解禁されたダウンロードで4位を獲得。今後メディア露出や楽曲のオンエアも増えると予想されるため、リリースまでの1か月間でどこまでリスナーと楽曲の接触や話題性を獲得することができるのか、チャート・アクションに注目していきたい。
 

EXILE「PARTY ALL NIGHT」が僅差でDLソング制す、グラミー効果でブルーノ・マーズAL「24K・マジック」が再浮上

EXILEの「PARTY ALL NIGHT〜STAR OF WISH〜」が、2018年2月12日付（2月7日発表）のBillboard JAPANダウンロード・ソング・チャート“Download Songs”で首位を獲得した。

本作は、2月から7月まで毎月連続で第一金曜日に配信限定でリリースされる6か月連続企画の第1弾だ。2位の上坂すみれ「POP TEAM EPIC」をわずかなポイント差で抜き去り、首位を獲得している。また、2週連続で首位を獲得していたMr.Children「here comes my love」は3位となった。

Billboard JAPANストリーミング・チャート“Streaming Songs”は今週もDAOKO × 米津玄師「打上花火」が首位に。14回目となる首位を獲得した。そして2位も、先週に引き続きTWICE「TT」が獲得。こちらも19回目のチャートインでロングヒットとなっている。またJUJU「東京」はポイントを約1.5倍伸ばし、14位から5位に浮上。ダウンロード・チャートでも6位と好調な数字をキープしている。

そして、Billboard JAPANダウンロード・アルバム・チャート“Download Albums”はWANIMA「Everybody!!」が再浮上。2度目となる首位を獲得した。また、先日行われた【第60回グラミー賞】で年間最優秀アルバムを受賞した「24K・マジック」が17位から2位に再浮上。UNISON SQUARE GARDENの「MODE MOOD MODE」は3位デビューという結果になった。

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