エイベックス、2018年3月期第3四半期決算を発表
エイベックスは2月8日、2018年3月期第3四半期決算(4月〜12月)を発表した。
第3四半期連結累計期間の業績は、音楽事業において音楽ソフト作品の販売が増加したことや、デジタル事業において一部の不採算サービスが終了したこと等により、売上高は1,210億75百万円(前年同期比1.6%減)、営業利益は46億51百万円(前年同期比22.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は21億12百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益17百万円)となった。
音楽事業は、引退を発表した安室奈美恵のアルバム「Finally」が225万3千枚を売り上げるなど音楽パッケージ作品の販売が好調だったこと、大規模公演の増加により観客動員数・チケット単価ともに増加したことなどにより、売上高は952億円(前年同期比4.7%増)、営業利益は38億円(前年同期比25%増)の増収増益となった。
アニメ事業は、主にアニメパッケージ作品の販売が減少したことなどにより、売上高は106億円(前年同期比19.6%減)、営業利益は13億円(前年同期比48.1%減)の減収減益となった。
デジタル事業は、映像配信サービスにおいて一部の不採算サービスを終了したことなどにより、売上高は173億円(前年同期比20.6%減)、営業利益は14億円(前年は15億円の損失)の減収増益となった。
連結業績予想は、平成29年5月11日に発表から変更はないとしている。