広告・取材掲載

アミューズ、2018年3月期第3四半期連結決算を発表

ビジネス

アミューズは2月14日、2018年3月期第3四半期の連結決算(2017年4月〜12月)を発表した。

同社グループの第3四半期連結累計期間の経営成績は、営業収入337億7千1百万円(前年同四半期比5.2%減)、営業利益23億7千5百万円(前年同四半期比24.0%減)、経常利益24億3千6百万円(前年同四半期比22.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益15億6千2百万円(前年同四半期比11.2%減)となり、前年同四半期に比べ、イベント収入は増加したが、音楽パッケージ販売の減少や印税収入(新譜・旧譜)の減少などにより減収減益となった。

アーティストマネージメント事業は、イベント収入は増加したが、商品売上収入(音楽パッケージ、グッズ・商品収入)や印税収入(新譜)が減少したことなどにより、営業収入289億9千8百万円(前年同四半期比4.2%減)、セグメント利益25億9千5百万円(前年同四半期比29.8%減)の減収減益となった。

メディアビジュアル事業は、番組制作収入は増加したが、劇場配給分配収入が減少したことなどにより、営業収入11億2千5百万円(前年同四半期比9.3%減)、セグメント損失4千9百万円(前年同四半期は1千2百万円のセグメント損失)の減収減益となった。

コンテンツ事業は、原盤印税、著作権印税の減少などにより、営業収入19億2千1百万円(前年同四半期比19.2%減)、セグメント利益6億9千1百万円(前年同四半期比30.9%減)の減収減益となった。

プレイスマネージメント事業は、東京ワンピースタワーのグッズ販売収入が好調であったことなどにより、営業収入17億2千6百万円(前年同四半期比1.3%増)と若干の増収。また、前期に計上した減損損失により減価償却費の負担が少なくなったため、セグメント損失7百万円(前年同四半期は8億4千1百万円のセグメント損失)と大幅な利益改善となった。

2018年3月期の連結業績予想は据え置きで、営業収入450億円(前年同期比11.2%減)、営業利益44億円(前年同期比17.9%減)、経常利益45億7千万円(前年同期比12.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益29億円(前年同期比43.3%増)を見込んでいる。

関連タグ