radikoでのNHKラジオ実験配信を全国に拡大、4/12正午より翌年3月末まで
radikoは、4月12日正午を目途に、全国47都道県を対象としてIPサイマルラジオ:ラジコでのNHKラジオの実験配信を開始する。
現在の国内5エリア(関東広域・福岡県域・宮城県域・広島県域・愛媛県域)での実験配信は2018年3月30日をもって終了。4月12日からは2018年度の実験配信を開始し、聴取エリアを全国に拡大する。配信終了は、2019年3月末予定。
ラジコでのNHKラジオの実験配信は、日本民間放送連盟とNHKによる共同キャンペーンの一環として2017年10月2日より2017年度実験配信を開始。
地震、台風等の災害時における有効な情報伝達メディア・ラジオの聴取インフラ実験をベースとしたラジオの社会的価値の訴求を、また若者に対してはラジオの魅力の訴求を目的としている。
2018年度の実験配信は、現在実施中の2017年度実験配信において、配信の継続や聴取エリアの拡大を望む多くのユーザーの好意的な意見も反映させてのこと。
NHKラジオの配信は、無料で聴取できるライブ(同時配信)のみとなる。コンテンツはNHK第1(全国を8エリアに分けた8コンテンツ)、NHK第2(全国共通1コンテンツ)、NHK-FM(東京1コンテンツ)。
なお、ラジコの「エリアフリー聴取(ラジコプレミアム)」(有料/放送エリア外聴取)、「タイムフリー聴取」(無料)での聴取はできない。
現在、ラジコには民放ラジオ91局と放送大学が参加し、月間ユニークユーザー数約1,000万人、日間ユニークユーザー数は約120万人を超えている。
また、2014年4月に開始した「エリアフリー聴取(ラジコプレミアム)」(有料/放送エリア外聴取)の登録会員数は約47万人(2018年3月現在)、さらに2016年10月に開始した「タイムフリー聴取」(無料)の実証実験は、月間ユニークユーザー数は約270万人(2018年3月現在)となっている。