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ソニーミュージック、DHX MediaからPeanuts Holdingsの持分を間接的に取得 保有率は約39%に

ビジネス

ソニー・ミュージックエンタテインメントとDHX Media(本社:カナダ・ノバスコシア州)は、DHX Mediaが保有するPeanuts Holdingsの持分80%のうち49%を、SMEが間接的に取得する確定契約を締結した。

本取引の結果、DHX MediaがPeanuts Holdings全体の持分の約41%、SMEが約39%を保有し、残りの20%は「ピーナッツ」の原作者 チャールズ M.シュルツのファミリーが引き続き保有することとなる。

SMEは今後、世界有数のIPとして知られる「ピーナッツ」のコンテンツホルダーとして、ソニーミュージックグループが持つキャラクタービジネスのノウハウを活用し、「ピーナッツ」に関わるIPビジネスの拡大と、さらなるブランド力の向上を目指す。

スヌーピーでおなじみのコミック「ピーナッツ」(原題:PEANUTS/原作者:チャールズ M.シュルツ)は、1950年10月2日にアメリカの7紙で連載がスタート。現在も75カ国21の言語、2,200紙で掲載されており、2020年には生誕70周年を迎える。

DHX Mediaは子供向けのコンテンツやブランドを保有する大手企業で、「ピーナッツ」をはじめ、「テレタビーズ」「ストロベリーショートケーキ」「ケイルー」「ガジェット警部」のほか、高い評価を受けている「デグラッシ」シリーズといった資産を保有していることで世界的に知られている。

子供向け番組制作における世界的な大手企業として、DHX Mediaが保有する子供向け30分番組のライブラリーは世界最大の13,000に上り、これらのグローバルな消費者向けコンテンツを世界中の放送局やストリーミングサービス事業者へ提供することにより、ロイヤリティ収益を生み出している。

また、DHX Mediaは子会社であるWildBrain社を通じて、YouTube内最大の子供向けチャンネルの一つを運営している。DHX Mediaはカナダに本社を置き、全世界に事業拠点を持っている。