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WOWOW、平成30年3月期の営業利益は前期比2.6%減

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WOWOWが5月15日、平成30年3月期連結決算を発表した。

当連結会計年度における同社グループの業績は、新たにWOWOWプラス(平成29年10月1日付でIMAGICAティーヴィより商号変更)を連結子会社化したことなどにより、売上高は815億74百万円と前期に比べ33億20百万円(4.2%)の増収となった。

営業利益は広告宣伝費などが増加したことなどにより、98億75百万円と前期に比べ2億65百万円(△2.6%)の減益、経常利益は為替差益計上により106億98百万円と前期に比べ4億15百万円(4.0%)の増益、親会社株主に帰属する当期純利益は73億60百万円と前期に比べ5億60百万円(8.2%)の増益となった。

同社グループは、放送衛星を使った放送事業に係るサービスを行う「放送」、放送事業に係る顧客管理を含む「テレマーケティング」の2つを報告セグメントとしている。各セグメントの経営成績は次の通り。

放送セグメントでは、星野源主演のオリジナルドラマ、安室奈美恵デビュー25周年を記念して沖縄で開催されたライブ、グランドスラム4大会を中心に年間を通じて放送したテニスなどが新規加入に貢献したことなどにより、当連結会計年度における売上高は776億51百万円と前期に比べ42億19百万円(5.7%)の増収、セグメント利益は97億39百万円と前期に比べ3億44百万円(△3.4%)の減益となった.。

テレマーケティングセグメントの売上高は、ECショップなどでのグッズ販売の減少などにより、売上高は77億9百万円と前期に比べ7億64百万円(△9.0%)の減収、セグメント利益は1億36百万円と前期に比べ78百万円(137.4%)の増益(前期は横浜拠点移転に伴う費用などが発生)となった。

平成31年3月期の連結業績見通しについては、売上高833億円(前期比2.1%増)、営業利益66億円(同△33.2%減)、経常利益71億円(同△33.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益50億円(同△32.1%減)を見込んでいる。

また、加入件数は、新規加入件数60万件、解約件数57万件、正味加入件数3万件の増加により、期末累計正味加入件数290万6千件を見込んでいる。

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