JOYSOUND カラオケ2018年上半期、中島みゆき「糸」、荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」が再ブレイク 米津玄師が2冠達成
エクシングは、6月14日、業務用通信カラオケ「JOYSOUND」シリーズ、および「UGA」シリーズにて、楽曲の歌唱された回数に基づき集計した「2018年JOYSOUNDカラオケ上半期ランキング」を発表した(集計期間:2018年1月1日〜5月31日)。
2018年上半期は、昨年に引き続き、ドラマ主題歌や振り付けが印象的な楽曲に人気が集中。そのなかで頂点に輝いたのは、1992年にリリースされた曲ながら、年齢性別を問わず高い支持を集める中島みゆきの「糸」。ドラマ「陸王」の劇中歌としてLittle Glee Monsterがカバーしたことで再び注目され、オリジナルである本楽曲が首位を獲得した。
2位には、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」がランクイン。動画投稿サイトから一躍有名になった登美丘高校ダンス部の“バブリーダンス”が火付け役となり、1985年のリリースから30年以上の時を経て再ブレイクを果たした。
つづく3位には、ドラマ「アンナチュラル」の主題歌で今年3月にリリース、2月にカラオケとして先行配信されたばかりの米津玄師「Lemon」。本楽曲は、3月から3ヶ月連続で月間ランキングのトップを独走中。同氏の楽曲ではこのほか、「アイネクライネ」(9位)をはじめ、5曲がTOP30位にランクインしており、ドラマやCM、映画などで耳にする機会が増えたことで、幅広い世代から支持されたことが伺える。
アーティストランキングでは、その米津玄師が堂々の首位に。同氏はメジャーデビュー前から、「ハチ」名義でVOCALOID楽曲製作者として活躍しており、ボカロファンを中心とした10代〜20代の若年層の支持が厚いのも特徴。
2位は総合ランキングでも「高嶺の花子さん」「瞬き」の2曲がTOP30位に入ったback numberが、3位には昨年デビュー25周年を迎え、カラオケで本人映像が解禁となったMr.Childrenがランクイン。また、今年9月に引退を控えた安室奈美恵も再び注目を集め、昨年の圏外から14位までランクアップした。
2018年発売曲のランキングでは、人気アニメやドラマ、映画の主題歌やCM起用の楽曲が上位を占めた。首位は総合ランキング3位の米津玄師「Lemon」。3月14日のリリースから、わずか3ヶ月で堂々1位を獲得。2位の「さよならエレジー」は俳優 菅田将暉が歌う、ドラマ「トドメの接吻(キス)」の主題歌。3位は『映画ドラえもん のび太の宝島』主題歌の星野源「ドラえもん」。欅坂46の「ガラスを割れ!」は、3月7日のリリースにも関わらず、わずか3ヶ月で5位へのランクインを果たした。
さらに、ジャンル別ランキングを見ると、演歌では石川さゆりを筆頭に石原裕次郎、美空ひばりなど定番曲が上位を占めるなか、今年1月にリリースされた市川由紀乃「うたかたの女」が11位を獲得し、新風を吹き込んだ。
アニメソングでは、昨年3位だった、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニングテーマ、高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」が1位に返り咲いた。また、アニメ「僕のヒーローアカデミア」オープニングテーマの米津玄師「ピースサイン」が3位に入ったほか、映画『名探偵コナン から紅の恋歌』主題歌の倉木麻衣「渡月橋 〜君 想ふ〜」が8位にランクインし、「名探偵コナン」劇場版シリーズ21作目にして、初のTOP10入りとなった。
総合楽曲ランキング
総合楽曲ランキング(2018年発売曲)
アーティストランキング
米津玄師コメント
たくさんの人に届くものになるように、と願いながら作ったので、それが叶うところまで来たのかと感無量です。ありがたさでいっぱいです。
演歌/歌謡曲 ランキング
演歌/歌謡曲 ランキング(2018年発売曲)
アニメ/特撮/ゲーム ランキング
アニメ/特撮/ゲーム ランキング(2018年発売曲)
VOCALOID ランキング