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ヤマハ 2018年4月〜6月期、営業利益が14.6%増の133億円

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ヤマハは8月1日、2019年3月期第1四半期連結業績(2018年4月1日〜2018年6月30日)を発表した。

2019年3月期第1四半期の売上高は、楽器事業とその他の事業で販売が好調に推移したことから、前年同期に対し39億円(3.8%)増加の1,051億円となった。

損益については、営業利益は前年同期に対し17億円(14.6%)増加の133億円、経常利益は23億円(20.6%)増加の135億円となったが、親会社株主に帰属する当期純利益は、税金費用の増加もあり1億円(0.6%)増加の94億円となった。

事業セグメント別の売上高・営業損益は以下の通り。

楽器事業の売上高は、前年同期に対し35億円(5.3%)増加の691億円。営業利益は、19億円(23.5%)増加の102億円となった。アコースティックピアノは中国と北米での販売が堅調に推移。デジタルピアノは日本を除く全ての地域で、ポータブルキーボードは全ての地域で売上げを伸ばした。管楽器は北米と中国での販売が好調だったほか、ギターは北米、中国およびその他の新興国での販売が大きく伸長した。

音響機器事業の売上高は、前年同期に対し3億円(1.2%)減少の262億円。営業利益は、4億円(18.4%)減少の16億円となった。オーディオ機器は全ての地域で販売の伸びを欠いたが、PA機器は欧州を除く全ての地域で売上げが堅調に推移した。

その他の事業の売上高は、前年同期に対し7億円(7.9%)増加の99億円。営業利益は、1億円(7.9%)増加の15億円となった。FA機器が売上げを大きく伸ばしたほか、自動車用内装部品も販売が伸長した。

2019年3月期連結業績予想は、5月1日公表時の、売上高4,420億円(前期比2.1%増)、営業利益550億円(前期比12.6%増)、経常利益550億円(前期比11.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益400億円(前期比26.4%減)を据え置く。営業利益550億円は2018年3月期の488億円を更新、経常利益550億円は、2004年3月期の510億円を更新する過去最高益となる。

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