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クールジャパン機構、NTT、YDC、文藝春秋ら設立のファンド会社が最大51.5億円の出資を決定、日本の映像コンテンツを支援

ビジネス

クールジャパン機構は、NTTぷらら、YDクリエイション、文藝春秋、イオンエンターテイメントとともにファンド運営会社「株式会社ジャパンコンテンツファクトリー」を設立した。

また、海外展開を目指す日本の映像コンテンツ制作を支援するファンド「ジャパンコンテンツファクトリー投資事業有限責任組合」を立ち上げるため、総額最大51.5億円の出資を決定。2018年秋を目処に運用を開始する予定だ。

同ファンドは、動画配信会社等と完成後のライセンス料の支払いを約束する契約を締結した映像コンテンツを対象に、支払いまでに生じる資金を供給し、映像制作会社を支援する。

動画配信会社等とプリセールス契約の締結が完了したアニメ・映画・ドラマ・バラエティーに加え、VRやARといった新しい分野も含む映像コンテンツに対し、支払いまでに生じる資金を供給する。

同ファンド設立により、国内映像制作会社においては、これまで限定的であった映像コンテンツ完成前における資金調達手段が広がるとともに、コンテンツ完成後の動画配信、放送、映画配給、また商品化、ゲーム化等の二次利用といったグローバルな市場展開をより主体的に行える機会が拡大する波及効果も期待されている。