エイベックス 2018年4月〜6月期、営業利益が前年同期比10億円の減益
エイベックスは8月9日、2019年3月期 第1四半期の連結業績(2018年4月1日〜2018年6月30日)を発表した。
当第1四半期連結累計期間の業績は、音楽事業においてライヴ及び関連ビジネスの売上が増加したものの、アニメ事業において映像ソフト作品の販売が減少したことや、デジタル事業において映像配信サービスの会員数が減少したこと等により、売上高は322億76百万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は1億55百万円(前年同期比86.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億45百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益3億22百万円)となった。
セグメント別営業利益変動の内訳では、音楽事業は増加したものの、アニメ事業におけるパッケージ販売の減少等により減益となった。
音楽事業の概況としては、ライヴ売上の増加、それに伴うグッズ販売の増加およびパッケージ販売の増加などにより売上高は257億円(前年同期比9%増)、営業利益は2億円と増収増益となった。ライブの公演数および観客動員数は横ばい、チケット単価は増加した。
2019年3月期の連結業績予想は、2018年5月10日に公表したものを据え置いた。