MTV VMA 2018、カミラ・カベロが最優秀ビデオ賞&最優秀アーティスト賞を受賞
MTVは、8月20日(現地時間)にニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールにて「2018 MTV Video Music Awards(エムティーヴィー・ビデオ・ミュージック・アワード、以下VMA)」を開催した。
全米の音楽界を代表する祭典の模様は、今年も音楽史に残る多くの印象的な瞬間を生み出した。MTVでは9月2日プレショーを19:00〜20:00、授賞式本編を20:00〜22:00 にそれぞれ放送する。
イベントのオープニングに登場したのは、名だたるアーティストを抑え最多10部門ノミネートという快挙を達成したカーディ・B。出産後初の公となる彼女はトロフィーを赤ん坊に見立てた演出で会場を沸かせた。
その後、錚々たるアーティストが続々とステージに登場。アリアナ・グランデ、ニッキー・ミナージュ、ショーン・メンデス、パニック!アット・ザ・ディスコ、ポスト・マローン、21 Savage、ロジック&ライアン・テダーらがパフォーマンスを披露し、全米音楽界を代表するアワードを盛り上げた。
また、特別賞の「マイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード賞」を受賞したジェニファー・ロペスは、「私はMTVを観て育ったわ。この賞は私にとってすごく名誉なことよ。途方もない夢が叶ったことは、まだ信じられない気分だわ。私はいつも音楽と演技とパフォーマンスをすることに夢中なの。」と語った。その後、DJキャレド&ジャ・ルールを携えたアクトを展開、この日のハイライトの一つとなった。
更に今年は、VMAならではのコラボレーションが実現。トラヴィス・スコット&ジェイムス・ブレイクやポスト・マローン&エアロスミスのパフォーマンスに会場からは大歓声が上がった。
今年、「最優秀ビデオ賞」「最優秀アーティスト賞」に輝いたのはカミラ・カベロ 。ソロデビュー作「カミラ」が世界中で大ヒットを記録している彼女が、新世代歌姫としての実力と存在感を存分に見せつけた。
受賞作品
<マイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード賞/MICHAEL JACKSON VANGUARD AWARD>
ジェニファー・ロペス
<最優秀ビデオ賞/VIDEO OF THE YEAR>
カミラ・カベロ ft. ヤング・サグ「Havana」
<最優秀アーティスト賞/ARTIST OF THE YEAR>
カミラ・カベロ
<最優秀楽曲賞/SONG OF THE YEAR>
ポスト・マローン ft. 21 サヴェージ「Rockstar」
<最優秀ポップ・ビデオ賞/BEST POP>
アリアナ・グランデ「No Tears Left to Cry」
<最優秀新人アーティスト賞/BEST NEW ARTIST Presented by Taco Bell>
カーディ・B
<最優秀ラテン・ビデオ賞/BEST LATIN>
J.バルヴィン ft. ウィリー・ウィリアム「Mi Gente」
<最優秀コラボレーション賞/BEST COLLABORATION>
ジェニファー・ロペス ft. DJキャレド&カーディ・B「Dinero」
<最優秀MTV PUSHアーティスト賞/PUSH ARTIST OF THE YEAR>
ヘイリー・キヨコ
<最優秀ヒップホップ・ビデオ賞/BEST HIP HOP>
ニッキー・ミナージュ「Chun-Li」
<最優秀ロック・ビデオ賞/BEST ROCK>
イマジン・ドラゴンズ「Whatever It Takes」
<最優秀ダンス・ビデオ賞/BEST DANCE>
アヴィーチー ft. リタ・オラ「Lonely Together」
<ビデオ・ウィズ・ア・メッセージ賞/VIDEO WITH A MESSAGE>
チャイルディッシュ・ガンビーノ「This Is America」
<最優秀撮影賞/BEST CINEMATOGRAPHY>
ザ・カーターズ「APES**T」
<最優秀監督賞/BEST DIRECTION>
チャイルディッシュ・ガンビーノ「This Is America」
<最優秀視覚効果賞/BEST VISUAL EFFECTS>
ケンドリック・ラマー&シザ「All The Stars」
<最優秀アートディレクション賞/BEST ART DIRECTION>
ザ・カーターズ「APES**T」
<最優秀振付賞/BEST CHOREOGRAPHY>
チャイルディッシュ・ガンビーノ「This Is America」
<最優秀編集賞/BEST EDITING>
N.E.R.D ft.リアーナ「Lemon」