TWICEの日本1stAL曲が首位獲得。安室奈美恵は15曲チャートイン、リスナーが“最後”に選んだのは姿を重ねたアノ曲【エアモニ】
今週、2018年9月19日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2018年9月10日〜2018年9月16日プランテック調べ)では、TWICEのジャパン1stアルバム「BDZ」からの表題曲が1位を獲得。先週14位からの急上昇となった。
同アルバムの9月12日リリースに合わせ、オンエア数はおよそ200%急増。帯番組における新曲リコメンド枠内でのオンエアも目立つなか、調査対象局32局中30局という広い範囲でのオンエアを獲得。また、リクエストも先週の倍近く集めるなど、市民権を得たアーティストの新曲らしい反応が見られた。
2位は“今年ブレイクする有力新人”と海外で注目の4人組UKインディー・ロックバンド、ペール・ウェーヴスの「エイティーン」。先週3位からの上昇だ。耳馴染みの良い80年代風ポップサウンドはFMとの相性も良く、関東・関西・九州エリアを中心に多数局がパワープレイに選出。リクエスト数も徐々に増え始めている。
3位は星野源の「アイデア」が先週2位からのダウン。リリースから3週経つものの引き続き大量オンエアをキープしており、各エリアのFM・AMでバランス良く、幅広い放送局でオンエアされている。主題歌を務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」が最終回へ向けて高視聴率を維持するなか、同曲への注目もまだまだ続きそうだ。
ナオト・インティライミの“謎の新曲”が28位に初登場
ナオト・インティライミの新曲「Start To Rain」が今週のチャート28位に初登場した。同曲は自身の誕生日である8月15日に“謎の新曲”としてZIP-FM独占でオンエア解禁され、翌日以降、同週ではFM802でも解禁。その後、オンエアする局が少しずつ増えていき、今週ついにTOP200圏内にチャートインしたかっこうだ。ユニークな音源解禁劇からおよそ1か月。リリースは10月24日とまだ先のため、今後のチャートアクションにも期待できるだろう。
安室奈美恵の引退で15曲がチャートイン、リスナーが“最後”に選んだのは姿を重ねたアノ曲
衝撃の引退発表から一年、宣言どおり16日に引退した安室奈美恵。他メディアと同様にラジオ界も大きく取り上げ、先週から今週にかけては実に民放ラジオ101局で特別番組「WE LOVE RADIO, WE LOVE AMURO NAMIE」を放送。そして引退週となった今週のラジオチャートTOP200圏内には、15曲の安室奈美恵ソングがチャートインした。
引退へのカウントダウンとともに、およそ1か月前より関連曲のオンエアが増えていったなか、今週、「Finally」「Get Myself Back」「Body Feels EXIT」「NEW LOOK」「Love Story」「Chase the Chance」「NEVER END」「a walk in the park」が圏外から急浮上。どれもリスナーからのリクエストを絡めてのチャートインだ。
そして、最も多くのリスナーが最後に選んだ曲は「Hero」だった。今週ダントツで最多となるリクエストが寄せられ、関連曲では最上位となる7位にチャートイン。これまでの、そしてこれからの安室奈美恵に対し歌詞の内容を重ねたのであろう。笑顔での去り際も“ヒーロー”らしいものだった。
RADIO ON AIR DATA
(集計期間:2018年9月10日〜2018年9月16日)
1.BDZ / TWICE
2.エイティーン / ペール・ウェーヴス
3.アイデア / 星野 源
4.カム・オン・トゥ・ミー / ポール・マッカートニー
5.金木犀の夜 / きのこ帝国
6.フェイトンに告ぐ / 嘘とカメレオン
7.GOEMON feat.ビッグ門左衛門 / レキシ
7.Hero / 安室 奈美恵
9.LA FIESTA / THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
10.Ride feat.G Yamazawa,仙人掌 & Maya Hatch / STUTS
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
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