USENが早稲田大学と初の共同研究、音楽が働く場に与える影響を学会発表へ
USENは、早稲田大学と共同研究契約を締結し、10月より具体的な研究に取り組むことを発表した。
本研究は、10月から約半年間、USENと早稲田大学の恩藏直人教授が所長を務めているマーケティング・コミュニケーション研究所と共同で推進するもの。音楽が働く場において生産性やコミュニケーションの円滑さにどのような効果があるかについて究明する。
従来から、USENはオフィス向けに特化したBGMサービス「Sound Design for OFFICE」を通じて、残業時間削減やコミュニケーション活性化のサポートをしてきた。サービス開始から5年経ち、新しい働き方を提唱する企業が増えてきたこともあり、改めて音楽による効果を研究することになった。
実際のオフィスにて、生産性に着目する実験を実施することは、今回が初めてとなる。
なお、本研究は政府が進める働き方改革に資するものでもあり、共同研究で得られた成果については、学会を通じて発表をするだけでなく、今後の編成などにも活用し、理想的なオフィス環境の構築に貢献していくとのこと。