ぴあ 18年4月〜9月期、営業利益26.2%増の8.5億円 チケット販売が好調に推移
ぴあは11月8日、2019年3月期第2四半期の連結業績(2018年4月1日〜9月30日)を発表した。
当第2四半期連結累計期間における同社グループの連結業績は、売上高950億6800万円(対前年同期比110.3%)、営業利益8億5100万円(同126.2%)、経常利益8億1500万円(同119.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億4600万円(同123.4%)となった。
エンタテインメント事業における“バリューチェーン”の確立を目指した、新たな中期経営計画(3ヶ年)の初年度。エンタテインメント市場、コト消費の活況を背景に、音楽・スポーツ・イベントジャンルを中心にチケット販売が好調に推移し、第2四半期連結売上高としては過去最高を記録するなど、増収・増益にて着地。
これは、B’z、松任谷由実、シルク・ドゥ・ソレイユ・キュリオス、ap bank fes’18、Mr.Children、ポール・マッカートニー等の大型興行が相次いだこと、『夏ぴあ』『秋ぴあ』『パンダと犬』等の出版企画商品の販売が好調であったこと、神宮外苑花火大会やMETROCK等の主催興行が活況であったことが要因となっている。
神奈川・横浜に建設中の「ぴあアリーナ・みなとみらい」(1万人収容)、2019年ラグビーW杯観戦チケットの販売受託、新メディア「ぴあ(アプリ)」テスト版のリリースなど、中期経営計画の必達に向けた準備も着実に進捗している。
2018年3月期の業績予想は、前回公表の予想数値を据え置いている。