エイベックス 2018年4月〜9月期、営業利益が340%増の37億円

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エイベックスは11月8日、2019年3月期第2四半期の連結業績(2018年4月1日〜9月30日)を発表した。

当第2四半期連結累計期間の経営成績は、音楽事業において音楽ソフト作品の販売が増加したことや、ライヴにおける利益率の高い公演が増加したこと等により、売上高は830億1200万円(前年同期比21.4%増)、営業利益は37億1200万円(前年同期比340.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は15億8400万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失6億3300万円)となった。

音楽事業は、音楽ソフト作品の販売が増加したことや、ライヴにおける利益率の高い公演が増加したこと等により、売上高は687億3000万円(前年同期比34.3%増)、営業利益は37億2600万円(前年同期は営業損失9億100万円)となった。

主なライヴイベントは、AAA「AAA DOME TOUR 2018 COLOR ALIFE」、a-nation 2018、ULTRA JAPAN 2018、東方神起「東方神起 LIVE TOUR 2018 〜TOMORROW〜」、ゆず「YUZU ARENA TOUR 2018 BIG YELL」など。

音楽パッケージの主要タイトルは、Kis-My-Ft2「Yummy!!」(アルバム)、SKE48「いきなりパンチライン」(シングル)、安室奈美恵「namie amuro Final Tour 2018〜Finally〜」(映像作品)など。

アニメ事業は、映像ソフト作品の販売が減少したこと等により、売上高は61億7700万円(前年同期比14.2%減)、営業損失は2億3300万円(前年同期は営業利益11億9700万円)となった。

デジタル事業は、映像配信サービスの会員数が減少したものの、ライセンス費用が減少したこと等により、売上高は91億8500万円(前年同期比21.6%減)、営業利益は8億8100万円(前年同期比10.1%増)となった。

海外事業の売上高は7億8300万円(前年同期比8.5%減)、営業損失は8億2100万円(前年同期は営業損失1億5100万円)となった。

その他の事業の売上高は5億8400万円(前年同期は16百万円)、営業利益は1億5900万円(前年同期は営業損失73百万円)となった。

連結業績予想は、5月10日に公表した予想を据え置いた。

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