アミューズ 18年4〜9月期、純利益が前年比339%増の23.5億円
アミューズは11月13日、2019年3月期 第2四半期(2018年4月1日〜9月30日)の連結決算を発表した。
同社グループの経営成績は営業収入241億7,800万円(前年同四半期比23.9%増)、営業利益17億8,000万円(前年同四半期比37.8%増)、経常利益19億6,400万円(前年同四半期比55.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益23億5,100万円(前年同四半期比339.1%増)となった。
前年同四半期に比べ、大型コンサートツアー、関連グッズ収入の増加により増収となり、イベント制作費などの増加や高利益率事業の減収など減益要因はあったが、販売費及び一般管理費の減少、持分法投資損益の改善に加え、固定資産売却益など特別利益の計上により大幅な増益となった。
アーティストマネージメント事業は、営業収入208億6,500万円(前年同四半期比27.8%増)、営業利益19億4,300万円(前年同四半期比27.7%増)となり、増収増益となった。
福山雅治、ONE OK ROCK、SEKAI NO OWARIのコンサートツアーなどイベント収入(大型コンサート公演数、規模など)の増加、コンサートグッズ、音楽パッケージの商品売上収入の増加などにより増収。イベント制作費などの増加、高利益率事業の減収など減益要因はあったが、販売費及び一般管理費の減少により増益した。
メディアビジュアル事業は、営業収入6億6,900万円(前年同四半期比2.8%減)、セグメント利益1億2,800万円(前年同四半期は5千9百万円のセグメント損失)となった。
番組制作収入の減少などにより減収。音楽パッケージ販売手数料(主にONE OK ROCK関連)が好調のため増益となった。
コンテンツ事業は、原盤印税の増加などにより、営業収入14億9,200万円(前年同四半期比13.6%増)、セグメント利益5億8,700万円(前年同四半期比34.5%増)の増収増益となった。
プレイスマネージメント事業は、東京ワンピースタワーのフォト・グリーティングなどのパーク内イベント収入が低調であったことなどにより、営業収入11億5,100万円(前年同四半期比3.7%減)、セグメント損失2千9百万円(前年同四半期は1千4百万円のセグメント利益)の減収減益となった。
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