板橋開発(旧 星光堂)が特別清算を申請、CD/DVD卸事業は移管
東京商工リサーチは、CD/DVDの卸売業者、板橋開発(旧商号:星光堂)が、12月27日に東京地裁に特別清算を申請したと発表した。負債は56億8100万円。
星光堂は1924年に「飯原星光堂楽器店」として創業。老舗卸売業者として、ピーク時は売上高1586億3800万円をあげていたが、デジタル音楽プレイヤーの浸透やインターネット配信など環境の変化などから21年6月期には売上高1000億円を割り込み、多額の赤字を計上していた。
30年3月に会社分割により、大手玩具卸のハピネット100%出資のもとで設立した星光堂マーケティングに音楽・映像商材の卸売事業を移管。30年11月に現商号へ変更し同年12月15日に解散した。