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アミューズ 18年4〜12月期、純利益が前年比99.6%増の31億円

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アミューズは2月13日、2019年3月期 第3四半期(2018年4月1日〜12月31日)の連結決算を発表した。

同社グループの経営成績は営業収入379億8,500万円(前年同四半期比12.5%増)、営業利益26億800万円(前年同四半期比9.8%増)、経常利益28億300万円(前年同四半期比15.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益31億1,700万円(前年同四半期比99.6%増)と増収増益となった。

前年同四半期に比べ、大型コンサートツアー、関連グッズ収入の増加により増収となったが、同時にイベント制作費の増加により営業総利益は減益となった。しかしながら、販売費および一般管理費の減少、持分法投資損益の改善に加え、固定資産売却益など特別利益の計上により大幅な増益となった。

アーティストマネージメント事業は、営業収入330億9,600万円(前年同四半期比14.1%増)、セグメント利益29億300万円(前年同四半期比11.8%増)となり、増収増益となった。

福山雅治、ONE OK ROCK、Perfume、BABYMETAL、SEKAI NO OWARIなどイベント収入の増加、コンサートグッズ、音楽パッケージの商品売上収入の増加などにより増収。イベント制作費などの増加、高利益率事業の減収など減益要因はあったが、販売費および一般管理費の減少により増益した。

メディアビジュアル事業は、営業収入9億4,100万円(前年同四半期比16.3%減)、セグメント利益9,400万円(前年同四半期は4,900万円のセグメント損失)となり、減収増益となった。

映像作品販売収入、映像製作収入の減少などにより減収。音楽パッケージ販売手数料(主にONE OK ROCK関連)が好調のため増益となった。

コンテンツ事業は、原盤印税の増加などにより、営業収入22億8,500万円(前年同四半期比19.0%増)、セグメント利益8億7600万円(前年同四半期比26.7%増)となり、増収増益となった。

プレイスマネージメント事業は、東京ワンピースタワーのフォト・グリーティングなどのパーク内イベント収入が低調であったことなどにより、営業収入16億6,100万円(前年同四半期比3.8%減)、セグメント損失1億1,400万円(前年同四半期は700万円のセグメント損失)の減収減益となった。

第3四半期の業績は概ね予定通りの推移として、2018年8月13日公表の予想を据え置いた。

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