音楽権利情報の一括検索サイト 2/28まで公開中、原盤の許諾・決済機能搭載の要望も
音楽関係団体等で構成する権利情報集約化等協議会が、2月1日から公開している音楽著作物の権利情報の一括検索サイト「音楽権利情報検索ナビ」が2月28日まで公開中。この度、ユーザーから寄せられたアンケートの一部が公開された。
アンケート内容(一部抜粋)
・音楽の権利情報が一か所で確認できるのはとてもありがたい。ぜひ正式なサービスになって欲しい。
・著作権情報を調べるのはとても大変なので、こういう仕組みがあるととても嬉しい。
・申請、許諾、決済までのシステム構築が望まれるところ。音楽出版のゲームやCMといった支分権や、原盤の許諾・決済機能を搭載してほしい。
・折角の電子データベースなので、権利処理のプロセス全体の電子化も推進して頂けると利便性が高い。
・収録曲表示画面(一覧形式)における各種コード表示(JASRACコード、NexToneコード等)について、項目としてISWCも追加して欲しい。
「音楽権利情報検索ナビ」は、文化庁がコンテンツの権利処理の円滑化を目的として、平成29年度から取り組んでいる音楽分野の権利情報を一括検索できるプラットフォーム構築の実証事業となる。
サイト上でユーザー登録を行えば、誰でも権利者情報や作品情報などを簡単に検索することができる。