アミューズ 2019年3月期の決算を発表、純利益が前年比135.4%増の44億円
アミューズは、2019年3月期(2018年4月1日〜2019年3月31日)の決算を発表した。
同社グループの経営成績は営業収入551億6千6百万円(前年同期比16.7%増)、営業利益44億7千9百万円(前年同期比34.0%増)、経常利益46億1千1百万円(前年同期比42.4%増)、親会社株主に帰属する純利益44億4千2百万円(前年同期比135.4%増)と、大型コンサートツアーの増加によるイベント収入および関連グッズ収入が好調であり増収となった。
アーティストマネージメント事業は、福山雅治、星野源、ONE OK ROCK、SEKAI NO OWARI、Perfume、BABYMETALなどイベント収入の増加、コンサートグッズ、音楽パッケージの商品売上収入の増加などにより、営業収入488億3千8百万円(前年同期比19.2%増)、セグメント利益44億4千万円(前年同期比24.3%増)となり、増収増益となった。
メディアビジュアル事業は、映像作品販売収入および映像製作収入が減少したことにより、営業収入11億8百万円(前年同期比25.1%減)、セグメント損失2千3百万円(前年同期は9千3百万円のセグメント損失)となり、減収増益となった。
コンテンツ事業は、著作権印税の増加などにより、営業収入29億9千2百万円(前年同期比16.8%増)、セグメント利益10億8千6百万円(前年同期比18.0%増)となり、増収増益となった。
プレイスマネージメント事業は、東京ワンピースタワーのフォト・グリーティングなどのパーク内イベント収入が低調であったことなどにより、営業収入22億2千6百万円(前年同期比2.0%減)、セグメント損失1億8千5百万円(前年同期は7千万円のセグメント損失)となった。
次期の業績見通しは、営業収入502億6千万円(前年同期比8.9%減)、営業利益36億1千万円(前年同期比19.4%減)、経常利益37億7千万円(前年同期比18.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益22億8千万円(前年同期比48.7%減)を計画している。