EMTGとイープラスが安心安全なチケット公式トレード協業を開始
チケットプレイガイド「イープラス」を運営するイープラスと、チケット2次販売「EMTGチケットトレード」を運営するエンターテイメント・ミュージック・チケットガードは、6月14日に施行される「チケット不正転売禁止法」に先立ち、6月13日より「イープラスで購入して行けなくなったチケットをEMTGチケットトレードに出品できるサービス」を開始する。さらに、両社は資本業務提携を行い、更にサービスを拡充していく。
昨今、人気チケットの高額転売や個人間取引により、不正に入手したチケットで正規購入者本人でない方が入場できないトラブルが後を絶たないが、「安心して安全にチケットを譲渡する方法の認知が不十分である」ことが、その原因の一つとなっている。
チケットを購入する際、「営利目的の転売禁止」と明記されているにも関わらず、行けなくなった場合に対処する方法はほとんど整っておらず、検索エンジンでヒットするチケット転売サイト、SNS、フリマサービスを利用し、結果トラブルに繋がるケースが多く見られる。また、公式リセールやトレード等(2次販売)サービスの多くは、ファンクラブ会員やコアなファンにしか認知されていないのが現状だ。
協業によりイープラス(1次販売)とEMTG(2次販)が連携することで、高額転売を解消するのみならず、安心安全かつシームレスに“行けなくなった人”と“行きたい人”を結ぶサービスを実現し、トラブルや不正転売の防止に取り組む。
EMTGチケットトレードでは現在、あいみょん、コブクロ、THE YELLOW MONKEY、back number等のチケットトレードを実施しているが、イープラスとの協業により、対象トレードのアーティストを拡大していく。
また、今後は興行主催者や他のチケット販売事業者との連携も強化し、音楽ジャンルのみならず演劇、スポーツや各種イベント等のトレード対象チケットを増やし、業界の健全な発展に寄与していく。