CDショップ「玉光堂」運営の小樽管財が特別清算手続きを開始、「玉光堂」事業は譲渡

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東京商工リサーチは、CDショップ「玉光堂」を運営していた小樽管財が、6月27日に東京地裁から特別清算開始決定を受けたと発表した。負債総額は約30億600万円。

1942年に創業した「玉光堂」は、道内各地で店舗を展開し、1996年2月期は売上高81億9260万円をあげていた。

しかし、競争激化やインターネット配信など環境の変化から売上不振が続き、2007年11月、(株)板橋開発(旧:(株)星光堂)の傘下に入り、再建を目指していた。

その後、親会社は(株)メディアリンクス(現:(株)玉光堂)に変わり、2018年9月に音楽・映像ソフト・アニメ・雑貨等の店舗販売事業及びネット通販事業等をメディアリンクスの子会社の(株)玉光堂に譲渡し、小樽管財は休眠状態となっていた。

なお、現在の玉光堂の店舗は通常通り営業している。

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