ドワンゴが池袋に新サテライトスタジオ「ハレスタ」をオープン、ニコファーレおよびニコニコ本社は7月末で営業終了
ドワンゴは、サテライトスタジオ「ハレスタ」をHareza池袋内の東京建物Brillia HALLに11月1日にオープンする。
「ハレスタ」は、niconicoがこれまでも目指していたネットとリアル、そしてバーチャルの融合を実現するべく、スタジオ技術・演出面で蓄積された制作ノウハウを集約し、最新鋭の技術とインターネットを駆使したバーチャルキャラクターによるライブパフォーマンスやアニメ・ゲーム関連のステージイベントなど幅広いコンテンツを発信していく。
バーチャルキャラクターの出演に際しては、遠隔からのリアルタイムモーションキャプチャーをスタジオへ反映することで生放送や、高精細LEDを駆使したリアル空間でのアニメ・バーチャルキャラクターの世界観を表現する演出などが可能。
また、“マルチプラットフォーム配信形式”を採用し、niconicoに限らず他社配信プラットフォームとIP(権利者)を結びつけ、ユーザーのニーズに合致したライブストリーミング配信を提供する。
さらに、女性ファンに支持される2.5次元俳優や新人アイドル、声優からアーティストなど、様々な出演者に“会える場”としてバラエティに富んだ出演者プログラムを連日編成する。
スタジオ内外の壁面には、幅8m・高さ5m超や、250インチの大型LEDパネル「ハレスタLEDビジョン」が設置され、ニコニコ生放送やコメント、広告等の映像を高精細に映し出すことができ、国内最大級のデジタルモニターを有するサテライトスタジオとなる。
このほか、隣接するパークプラザや正面に位置する中池袋公園で行われるイベントとの連動により放送も同時に行うことでネットとリアルの双方からアプローチすることもできる。
オープン日となる11月1日には、スタジオにて内覧を含めた記念セレモニーを実施。翌2日・3日には多数のゲストを招いたこけら落としの記念イベントを開催する予定だ。
なお、2011年にオープンした六本木の「nicofarre(ニコファーレ)」および、池袋P’PARCOの「ニコニコ本社」は7月末日をもって営業終了。以降、これらの施設のコンセプトを継承し「ハレスタ」にコンテンツ発信拠点を集約するそうだ。