A.C.P.C.、労働時間管理の基本知識を解説した「ライブ・エンタテインメント業界の労務管理ハンドブック」を発行
コンサートプロモータズ協会(A.C.P.C.)は、経営者・労務管理担当者向けに労働時間管理の基本知識を解説した「ライブ・エンタテインメント業界の労務管理ハンドブック」を発行した。
A.C.P.C.では本年4月1日より順次施行となった「働き方改革法」の法案成立以前より働き方改革への対応を進めており、2018年4月には日本音楽制作者連盟と共催でセミナーを開催し、両団体会員社への課題の共有を図ってきた。
本書は「働き方改革法」への対応を目的としており、経営者層、労務管理担当者向けに、働き方改革関連諸法の解説や、A.C.P.C.会員社に実施したアンケート回答を取りまとめた専門家によるQ&A形式のケーススタディを掲載している。
配布の問い合わせは、A.C.P.C.まで。
A.C.P.C.会長の中西氏コメント(ハンドブック内より抜粋)
コンサートプロモーターという職種が持つ特異性、専門性は一括りに「働き方改革」には当てはめられないとして、厚生労働省に対し、実情をご理解いただくための働きかけを続けてきましたが、かたや時代の流れの中で、ライブ・エンタテインメント業界だけがこのままではいいわけではなく、業界全体で対応に向けて努力していく必要があると感じています。
そして、前向きに取り組む姿勢を社会全体に示していくことが、次世代におけるライブ・エンタテインメント業界の人材育成ならびに発展へとつながっていくものと考えます。