ユニバーサル×京都造形芸術大学「Universal Music Art Project 17」内覧会を開催、「音楽×アート」が融合するオフィス空間を創造
ユニバーサル ミュージックは、本社オフィス内に2018年9月の本社移転をきっかけにスタートした京都造形芸術大学とのプロジェクト「Universal Music Art Project17」の内覧会およびレセプションを10月21日に実施し、大学関係者やギャラリー、アーティストなどをふくめて約100名が来場した。
2018年秋、オフィスの移転をきっかけにミュージックカンパニーで働く社員のための環境づくりに加え次世代の芸術や音楽を支える若いアーティストの作品の発表の場としてのオフィス空間の活用について、若手作家の育成に取り組む京都造形芸術大学とのプロジェクトがスタート。
オフィスで過ごす社員や来訪者の皆様の創造性を刺激するオフィスを目指し、京都造形芸術大学 教授・椿昇氏ディレクションのもと京都造形芸術大学 出身アーティストとライブペイントパフォーマー#BCTIONによる新たに制作された作品合計20点がオフィススペースに展示されることになった。
内覧会では、フロアごとに社内に展示された作品を内覧し、来場者に向けてそれぞれ制作したアーティスト本人から作品のテーマや制作への思いなどが語られた。
続いて行われたレセプションでは、ザルツブルク留学中の指揮者でクラシックDJのAoi Mizuno(水野蒼生)によるパフォーマンスや制作期間中の様子を追った映像なども披露。
挨拶に立ったユニバーサル ミュージック 社長兼最高経営責任者 藤倉 尚氏は「音楽やアート、スポーツも世代や国境を越えて感動を届けられる点は共通し、若いアーティストをサポートすることで、社員の仕事、アーティストの音楽活動に還元されることを期待する」と語った。
また「私は音楽抜きには作品を作れない人間」と自己紹介した京都造形芸術大学 教授の椿昇氏は「各作家を選ぶ段階で『どういった音楽、アーティストと出会ってきたか?』といった話を聞いて、『それをストーリーの中に入れて欲しい』とお願いした。本来は共に歩んでいるはずの音楽とアートが今はだんだん分断されてしまっているので、このプロジェクトを通じて、ユニバーサル ミュージックのオフィスという同じ場で再び出会わせてあげることができた」とプロジェクトの意義を語るとともに、「このプロジェクトが次の世界を作り、日本を変えていける力になると確信している」と期待を込めた。
展示作家
(京都造形芸術大学出身アーティスト)品川亮、香月美菜、髙木智子、西垣肇也樹、品川美香、和田直祐、中村萌、大河原光、顧剣亨、能條雅由、松村咲希、前端紗季、山本聖子、大和美緒
(#BCTION)Mon Koutaro Ooyama、TOKIO AOYAMA、DOPPEL、GRAVITYFREE