エイベックス、朝日新聞社と認知症に備える共同プロジェクトを始動
エイベックス・エンタテインメント(以下、AEI)は、朝日新聞社と、認知症に備えるためのプロジェクト「リバイバル ライフ(Revival Life)」を共同展開する。
このプロジェクトでは、朝日新聞社が展開する、正しい理解を得ることを目的とした「認知症フレンドリー講座」と、AEIが展開する昭和・平成のヒット曲に合わせて楽しく踊って認知症などに備えるためのダンスプログラム「リバイバル ダンス(Revival Dance)」の両コンテンツを組み合わせた高齢者向けのダンスワークショップを提供する。
リバイバル ダンスは、同社グループ所属であるTRFのメンバー SAM、ETSU、CHIHARUが専門医などによる監修のもと、1950年〜90年代のヒットソングをメドレーでつなぎ、高齢者でも無理なく、楽しく、かっこよく踊れるダンスプログラムを考案したもの。
朝日新聞社では、創刊140周年記念事業として「認知症フレンドリープロジェクト」を展開しており、認知症とともに生きる人やそのご家族など「当事者」を主体とした記事掲載やイベント、実践を重ねてきた。そのなかで開発した「認知症フレンドリー講座」は、認知症体験VRや本人インタビューなどを活用した「体験型講座」として企業、自治体、学校などの研修や授業に採り入れられ、好評を得ている。
両社は、高齢者の健康や認知症の啓発を目的として、「リバイバル ライフ」プロジェクトの取り組みを、自治体のイベントや企業研修などへの導入を目指し、共同で展開する。「学び」と「運動」の両コンテンツを組み合わせ、認知症の正確な知識を得ることで、運動を実施する意味を理解しながら、自ら継続して取り組めるようにする。さらに来春、自宅などでも、誰でも実践できるDVD教材の発売も予定している。