ソニー音楽財団、READYFORと子どもの音楽活動に向けたクラウドファンディングに初挑戦
ソニー音楽財団は12月17日、2019年に立ち上げた「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」プロジェクトの新たな取り組みとして、クラウドファンディングサービス「READYFOR」とタッグを組み、初のクラウドファンディングをスタートした。
子ども向けコンサートで多数の実績を持つソニー音楽財団は、ソニーグループの「教育格差」縮小に向けた取り組みの一環として、2019年に「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」を立ち上げた。
現在日本では7人に1人の子どもが貧困状態にあると言われているなか、基金は、経済的な理由を含むいかなる環境にも左右されず、子どもが望めば誰でも音楽に触れ、感動できる社会の実現を目指して設立された。子どもたちへの教育を目的とした音楽活動に取り組んでいる団体への支援・助成を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の「目標4.質の高い教育をみんなに」にも貢献していく。
第1回目の募集をスタートしたところ、設立間もない基金にも関わらず、計188件もの応募が寄せられた。現在有識者による選考委員会で厳正に選考を行い、2020年1月に採択団体を発表する予定とのこと。
今回の応募多数による当基金継続の重要性を鑑み、2020年に行う第2回(2021年度)募集に向けてより多くの団体へ支援を行う体制を整えるため、ソニー音楽財団の従来の自己資金による支援と並行して、新たに本年12月17日より、クラウドファンディングをスタートした。
クラウドファンディングサービスとして、特に社会貢献や子ども支援にまつわるプロジェクトのサポートにおいて多数の実績を持つ「READYFOR」とタッグを組み、より広い基金の認知向上と、支援の輪の拡大を図る。