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JASRAC、2020年3月分配期に限り管理手数料実施料率の一部を引き下げ

ビジネス

日本音楽著作権協会(JASRAC)

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、著作物使用料等を作詞者・作曲者・音楽出版社等の権利者に分配する際に控除する管理手数料の実施料率を、2020年3月分配期に限り引き下げる。

JASRACは、一般会計(業務遂行に要する事業費・管理費に関する会計)の収支を単年度決算とし、経常収益(著作物使用料を分配する際に控除する管理手数料)が経常費用(業務遂行に要する事業費・管理費)を上回った場合は、収支差額金として翌年度に権利者へ分配することとしている。

決算前においても、収支差額金となることが確実に見込まれる部分については、できる限り早く権利者に還元するという考えから、2019年度(2019年4月〜2020年3月)は、経常収益が予算を上回り、経常費用が予算を下回る水準で推移していることから、年度内最後の分配期となる2020年3月分配期に適用する実施料率を引き下げる。

対象となる使用料の区分は、「演奏等」「放送等」「有線放送等」「インタラクティブ配信」となる。

管理手数料実施料率