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JASRACが新年記者懇談会を開催、2019年徴収額1,157億円・分配額1,173億円でともに史上最高になる見込み

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日本音楽著作権協会(JASRAC)浅石道夫理事長
日本音楽著作権協会(JASRAC)浅石道夫理事長

日本音楽著作権協会(JASRAC)は2月3日、新年記者懇談会を開催した。

開会の挨拶に浅石道夫理事長が登壇し、創立80周年となる2019年度著作権使用料の徴収・分配見込みについて言及。徴収額は1,157億円、分配額は1,173億円で、ともにJASRAC史上最高額(推定)となる見込みであることを明らかにした。

これは、演奏と録音の複合利用であるインタラクティブ配信が好調に推移していることが最大の要因で、今期の推定分配額は208億円を見込んでいる。

また「音楽教室」に関して、1月31日現在、「音楽教育を守る会」以外で契約をしている事業者は10事業者、12施設で、使用料は2020年3月期に分配されるとのこと。なお「音楽教育を守る会」が2017年7月にJASRACを提訴した訴訟は、2月28日に判決が言い渡される。

加えて、ブロックチェーンに関して、2月中旬より約1ヶ月かけて、JASRACメンバーに参加を募り、「ブロックチェーン技術を活用した音楽作品情報の登録と共有に関する実証実験」を実施する。