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国立音楽大学、東京オペラシティ文化財団との人材交流・育成推進を目指した協定を締結

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東京オペラシティ文化財団 理事長:松山 保臣氏(左)、国立音楽大学 学長:武田 忠善氏(右)
東京オペラシティ文化財団 理事長:松山 保臣氏(左)、国立音楽大学 学長:武田 忠善氏(右)

国立音楽大学と東京オペラシティ文化財団は、音楽芸術文化振興、人材交流・育成推進を目指した連携・協力を進めることとし、1月24日に協定を締結した。

東京オペラシティ文化財団は、世界中の若い世代の作曲家に創作を呼びかける「武満徹作曲賞」を核とした、東京オペラシティの同時代音楽企画「コンポージアム」やその他の主催事業を通じて、同時代作品の紹介と若手音楽家の育成に力を注いできた。

一方、国立音楽大学では、現代に生まれ、現代に生きる作品と向き合う音楽活動を積極的に行っており、創立80周年を記念して2005年から始まった「聴き伝わるもの、聴き伝えるもの~20世紀音楽から未来へ向けて~」の演奏会シリーズにおいて、意欲的な作品群を教員と学生が一体となって取り組んできた。

2017年にはピエール・ブーレーズ:レポン~6人のソリスト、電子音響装置とアンサンブルのための~(1981-84/2005/改訂版日本初演)に挑戦し、内外からの高い評価を受け、第16回佐川吉男音楽賞《奨励賞》を受賞している。また、同大学主催の「打楽器アンサンブル定期演奏会」や「シンフォニック ウインド アンサンブル定期演奏会」では必ず邦人作曲家に新曲を委嘱するなど、その振興に力を注いでいる。

2019年6月11日に、東京オペラシティ文化財団・国立音楽大学共催公演「コンポージアム2019関連企画 フィリップ・マヌリ室内楽作品演奏会」が成功裡に開催されたことをきっかけとして改めて両者協議の上、今回、連携・協力に関する協定を締結。今後は東京オペラシティ文化財団が企画する各催事、また国立音楽大学の教育に関する諸活動において、音楽文化促進・人材交流・人材育成へ寄与することを目的としてさらに両者の連携を深め、発展させていく。

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