芸団協、新型コロナウイルス感染拡大防止による公演の中止等に伴う支援について要望書を提出
日本芸能実演家団体協議会(芸団協)は3月16日、新型コロナウイルス感染症対策本部長 安倍晋三内閣総理大臣に対し、実演芸術活動の維持と、鑑賞機会の回復に向けた施策への要望書を提出したことを発表した。
要望書では、新型コロナウイルス感染拡大の防止への引き続きの協力と共に、公演の中止・延期などが実演家やスタッフ、それを支える企業・団体に深刻な打撃を与えていることに言及。この状態が継続した場合、実演芸術活動の存続そのものが危ぶまれると同時に、国民の鑑賞機会が喪失するとの強い危機感を表明。公演に携わる企業・団体等への支援、実演家・スタッフへの支援、そして国民の鑑賞機会の回復に向けて、文化芸術に活力を与えるに相応しい文化予算確保を要望するというもの。
なお、同旨の要望書は、文部科学大臣、厚生労働大臣、財務大臣、経済産業大臣及び総務大臣にも提出している。