オリコン、20年3月期の通期連結業績予想を5.8%上方修正
オリコンは4月22日、2020年3月期の通期連結業績予想(2019年4月1日〜2020年3月31日)の追加公表および修正を行った。親会社株主に帰属する当期純利益を、前回予想の7億2,300万円から7億6,500万円に5.8%上方修正した。
また、売上高は41億7,200万円、営業利益10億9,100万円、経常利益11億6,100万円の見通し。
同社は、第4四半期として、3月末にて既撤退の雑誌事業の営業利益が前年同期比で約1,700万円減少し、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により企業からの広告出稿を約600万円失注したが、顧客満足度(CS)調査事業では商標利用契約・WEBプロモーション・データ販売の各ビジネスが収益規模を拡大して推移し、ニュース配信・PV事業では自社メディアのアクセス増加等を背景に広告収入が伸長し、コミュニケーション事業全体で増収増益を見込んでいる。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益および1株当たり当期純利益については、前回予想を上回る見込みとなったとのこと。