ぴあ2020年3月期の連結業績、4Qの興行中止/延期に伴う特別損失は5.5億円に
ぴあは5月21日、2020年3月期の連結業績(2019年4月1日〜2020年3月31日)を発表した。
中期経営計画の2年目にあたる、当連結会計年度における連結業績は、特に演劇・サッカー・映画ジャンルを中心に、チケット販売は年間を通じて当初想定通りに推移していたが、今般の新型コロナウイルス感染症に起因する政府からの自粛要請等による興行市場の急速な収縮に伴い、第4四半期の売上高が急減したことにより、通期での売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに、期初予想を下回る結果となった。
また、全国規模での興行の中止・延期に伴い、チケットの払い戻し対応等に関わる特別損失を5億5,400万円計上した。
以上の結果、同社グループの当連結会計年度の業績は、連結売上高1,632億400万円(対前年同期比90.7%)、営業利益11億400万円(同80.2%)、経常利益11億1,000万円(同82.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益1億21百万円(同14.9%)となった。
2021年3月期の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難なことから、現時点では未定としている。
売上に貢献した主なイベントや商品は次の通り。
イベント
- プロ野球
- サッカーJリーグ
- 「PIA MUSIC COMPLEX 2019」
- 「S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL 2019」
- THE YELLOW MONKYEY
- 「ROCK IN JAPAN FES.2019」
- UVERworld
- ONE OK ROCK
- KISS
- U2
- 福山雅治
- Perfume
- WANIMA
- 「ARASHI Anniversary Tour5×20」
- 「STARS ON ICE TOUR」
- SEKAI NO OWARI
商品
- 『夏ぴあ』『秋ぴあ』『冬ぴあ』『春ぴあ』(首都圏版/関西版/東海版)
- 『ラグビーぴあ』
- 『ぴあ東京2020観戦予習ガイド』