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WOWOW、劇場とのコラボで実現したオリジナル演目を届ける「劇場の灯を消すな!」プロジェクト発足

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WOWOWは、Bunkamuraシアターコクーンを始めとした劇場とコラボレーションし、オリジナル演目を収録し放送する「劇場の灯を消すな!」プロジェクトを開始する。

本プロジェクトは新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、公演の延期・中止が続いている劇場においてオリジナルの企画を制作し、それを番組として放送するもの。「劇場ならびに劇場関係者を応援し、演劇ファンが待ち望むステージ・エンターテインメントをお届けしたい」という思いで立ち上がったものであり、6月から夏にかけて複数の劇場で収録する予定だ。

第1回は、Bunkamuraシアターコクーンとの共同企画で、シアターコクーン芸術監督の松尾スズキ総合演出のもと、シアターコクーンを舞台にオリジナル番組を制作する。歌、ダンス、剣劇、芝居、劇場案内、対談、朗読などで構成される、劇場愛に溢れるエンターテインメントとなる予定。番組MCは大の演劇ファンとして知られる中井美穂と皆川猿時に決定した。

第2回、第3回も現在企画中であり、劇場を移動し、その劇場にちなんだオリジナル企画を演劇人とともに制作・収録し、番組化していく予定。劇場、出演者、企画内容については随時発表される。現時点では第1回から3回をまたぐ演目として、井上ひさし「十二人の手紙」の朗読が決定している。また舞台となる劇場の紹介を行う劇場案内も毎回行う予定だ。

WOWOW 代表取締役社長 田中晃 氏 コメント

今回Bunkamuraシアターコクーンを始め、古くから日本の演劇文化の場を醸成してきた劇場と連携できることを大変嬉しく思っております。
コロナ禍においてあまたのライブイベントが国内外で中止・延期となっている中、劇場に光を取り戻したい、何かを表現したいと、この企画は生まれました。自粛解除から劇場での公演再開までの間、演劇ファンのためにテレビ、タブレット、携帯、を介してステージ・エンターテインメントをお届けしたい、との思いです。この閉塞した状況だからこそ社会に発信したいというアーティストたちの情熱やクリエイター魂に触れるにつけ、エンターテインメントの灯を消してはならないと強く思います。
劇場は非日常空間です。非日常が常態化するニューノーマルな時代に、観客のいない劇場で演劇は何を発信し、映像は何を伝えるのか?「演劇人×テレビ屋」の野心的な試みを楽しんでいただければ嬉しく思います。

東急文化村 常務執行役員 加藤真規 氏 コメント

「劇場の灯を消すな!」、というタイトル通り、3ヶ月以上に渡って消えていた劇場の灯がゆっくりと点り始めます。
コロナ禍で、今後の演劇表現のあり様まで考えさせられる状況の中、公演収録などでご協力いただいているWOWOWとのコラボレーション企画として立ち上がるこのプロジェクトがシアターコクーンからスタートとなることをとても嬉しく、また心強く思っております。まだまだ、元の姿に戻るまでには時間がかかることと思いますが、このような時だからこそできる劇場発のコンテンツとしてシアターコクーン芸術監督の松尾スズキ氏が演劇に対する愛情と情熱を、笑いを持ってお届けいたします。
そして大人計画をはじめご参加いただく出演者、スタッフの皆様への感謝の気持ちと共に、近い将来満席の劇場でお客様とお会いできることを心待ちにしております。

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