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FM PORTを運営、新潟県民エフエム放送が破産開始決定

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東京商工リサーチは、新潟県民エフエム放送が7月14日に新潟地裁より破産開始決定を受けたと報じた。負債総額は約2億2千万円。

2000年12月に「FM PORT」の名称でFMラジオ局を開局。新潟県内全域をカバーする2局目の民間FM局として、自主制作によるプログラム構成で県民に親しまれていた。

スポンサーからの広告収入は年間約5億円を計上していたが、同業他社との競争で事業拡大がなかなか進まず、開局当初から赤字が続き、15年以上にわたり債務超過が続いていた。

この間、経営権の譲渡などの交渉も進めていたが、これらも実らず、大口スポンサーの広告撤退などが大きく影響し、事業継続を断念した。2020年3月18日の取締役会で閉局を決定、6月末をもって放送を終了し清算処理を進めていた。

なお、県内全域をカバーするラジオ局としては全国初の閉局となる。

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