WOWOW、2020年4月〜6月期は減収増益 正味加入件数は8万件の純減
WOWOWは7月31日、2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日〜2020年6月30日)を発表した。
当第1四半期連結累計期間における同社グループの業績は、累計正味加入件数の減少に伴う有料放送収入の減少等により、売上高は196億4,000万円と前年同期に比べ6億3,700万円(△3.1%)の減収となった。営業利益は新型コロナウイルス感染症の影響によるスポーツや音楽ライブ等の延期、中止に伴い番組費が減少したこと等により、42億6,200万円と前年同期に比べ16億7,700万円(64.9%)の増益、経常利益は44億800万円と前年同期に比べ16億5,200万円(59.9%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は30億6,500万円と前年同期に比べ11億7,600万円(62.3%)の増益となった。
放送セグメントは、累計正味加入件数の減少に伴う有料放送収入が減少等により、売上高は187億5,200万円と前年同期に比べ5億3,100万円(△2.8%)の減収、セグメント利益は新型コロナウイルス感染症の影響によるスポーツや音楽ライブ等の延期、中止に伴い番組費が減少したこと等により、42億9,100万円と前年同期に比べ17億2,100万円(67.0%)の増益となった。
テレマーケティングセグメントは、既存外部顧客からのテレマーケティング業務等外部売上が新型コロナウイルス感染症の影響に伴い減少したこと等により、売上高は20億3,500万円と前年同期に比べ4,100万円(△2.0%)の減収となり、セグメント損失は2,800万円(前年同期は1,500万円の利益)となった。
連結業績予想は5月15日公表のものを据え置いた。