エイベックス、2020年4月〜6月期の営業損失は10億円

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エイベックスは8月6日、2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日〜2020年6月30日)を発表した。

当第1四半期連結累計期間の経営成績は、新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止に伴い、ライヴ・イベントの開催を自粛していること等により、売上高は141億800万円(前年同期比51.4%減)、営業損失は10億5,400万円(前年同期は営業利益3億6,600万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は17億400万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失3億4,800万円)となった。

2020年4月より、デジタル事業セグメントをデジタル・プラットフォーム事業に変更。音楽事業に含まれているデジタル・プラットフォーム事業(EC/ファンクラブ/チケットサービス)をデジタル事業へ統合し、デジタル・プラットフォーム事業へと再編。グループのシナジー効果の発揮を狙う。

なお、2020年3月期連結業績決算発表(5月14日)ではマネジメント事業を独立する予定だったが、従来通りマネジメント事業は音楽事業に表記しているとのこと。

音楽事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、ライヴ・イベントの開催を自粛していることや音楽パッケージ作品販売数の減少等により、売上高が前年同期比63.4%減の74億3400万円、営業損失が11億7500万円の減収減益となった。

アニメ・映像事業は、パッケージ作品販売数の減少やイベントが減少したこと等により、売上高が前年同期比44.7%減の18億6400万円、営業損失が1000万円の減収減益となった。

デジタル・プラットフォーム事業は、ファンクラブイベントの売上が減少したこと等により、売上高が前年同期比29.7%減の51億7300万円、営業利益が同41.9%減の5億3100万円の減収減益となった。

2021年3月期の連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症による影響を現段階において合理的に算定することが困難であることから未定としている。

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