ぴあ2020年4月〜6月期、売上高が90%減 純損失は27億円に

ぴあは8月13日、2020年度第1四半期の連結業績（2020年4月1日～2020年6月30日）を発表した。

同社グループの第1四半期の連結業績は、連結売上高45億9,000万円（前年同期比90.0%減）、営業損失27億3,200万円（前年同期は営業利益1億7,100万円）、経常損失26億1,800万円（前年同期は経常利益1億6,300万円）、親会社株主に帰属する四半期純損失27億6,000万円（前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益1億800万円）となった。

同社グループとして、現時点においては国内レジャー・エンタテインメント業界の業況回復のスピードと強まりの見極めが難しいことから、通期業績見通しの開示は困難な状況であるとしつつも、「全従業員の雇用と生活を守りつつ、事業の継続を担保するための万全のキャッシュフロー対策と共に、全社経費の大幅な見直しを講ずることで、漸次黒字基調への転換に向けた道筋をつけ、さらにはポストコロナを見据えた財務基盤の確保にも注力する」という財務運営方針のもと、複数の施策を実行に移しているとのこと。

なお、2020年度3月期の業績予想については、新型コロナウイルス感染症による業績への影響を現時点で合理的に算定することが極めて困難であることから、未定とした。