バーチャル同人音楽即売会「MusicVket1」世界から延べ約8万人超が来場

ビジネス

2020年8月24日 16:09

HIKKYは、8月13日〜16日の4日間、バーチャルリアリティ（VR）空間上にて、同人音楽即売会「MusicVket 1」（ミュージックブイケットワン）を開催、世界から8万4280人の来場を記録した。

コロナ禍において様々なイベントが中止になったことで、インディーズ音楽クリエイターの発表の場を絶やしてはいけないという強い思いと、「是非、音楽をテーマにしたバーチャルイベントを開催してほしい」というユーザーの声を元に「MusicVket1」は誕生した。

来場者は、一般出展127サークル、アーティスト・企業出展ブース5会場で新しい音楽との出逢いを楽しんだ。

MusicVketは、VR機器だけでなくスマートフォン、PCからも気軽に参加できることができ、参加者同士で交流しながら会場内を回り、出展者の音楽を試聴・購入ことができる。会場に設置された各ブースは「未来の試聴機」をコンセプトとしており、再生ボタンを押すと音楽が再生されるだけでなく、同時に光や映像を用いて音を視覚化する演出を楽しむことができる。

アーティスト・企業出展ブースでは、今年地球デビュー35周年を迎える聖飢魔Ⅱが出展し、楽曲の試聴・販売が行われた。また、デーモン閣下の3D戦闘服アバターの販売も行われた。

その他にも、スクウェア・エニックスの人気ゲーム「NieR:Automata」の音楽作品から楽曲3曲の視聴や、メインキャラクター2B、9S、エミールショップのアバター再販が行われた。

なお、スクウェア・エニックスからはさらに、アイドルグループ「GEMS COMPANY」のブースも登場し、「JAM GEM JUMP!!!」「形而境界のモノローグ」「しゃかりきマイライフ！」3曲のミュージックビデオが放映され、楽曲やCDの販売が行われた。

「アイマリンプロジェクト・ナギナミプロジェクト」ブースでは4曲の楽曲（「Stand up! Blaze up!」「The Boon（視聴のみ）」「Dive to Blue」「クロスエメラルド」）の視聴・購入が行われた。

TOWER RECORDS LABELブースでは、タワーレコード内のアイドルレーベルに所属する中から、Negicco、アップアップガールズ(2)、クマリデパート、開歌-かいか-、が各2曲ずつ楽曲の視聴・購入ができるブースを設置した。