GeoLogic音声広告、radiko上でエリア指定ラジオ広告が可能に
ジオロジックは、民放ラジオ放送局による共同サービス「radiko」のアプリ上で、配信エリアを細かく指定してデジタル音声広告を配信できる「GeoLogic音声広告(radiko)」を開始した。
従来の「GeoLogic音声広告」はSpotify等の若年層の多いメディアが中心の配信先だったが、40代から50代のラジオ世代の多いradikoが加わることによって、全年代に渡って幅広くリーチすることが可能となった。
GeoLogicの位置情報ターゲティングは、店の半径5km以内に住んでいるユーザーや特定の鉄道路線を使っているユーザー、特定の場所へ訪れたユーザーなどにターゲットを絞り込んで広告を配信できるサービス。この度の連携により、民間ラジオ放送のプレミアムなコンテンツの中に、配信エリアを絞りこんだラジオ広告を最低30万円から差し込むことができるようになる。小さな店舗であってもラジオ広告をチラシ感覚で使うことを、デジタルの力が可能とした。
ジオロジックは音声メディアが移動中に多く聴取されることに着目し、人の移動データと音声広告を掛け合わせた「GeoLogic音声広告」を2019年に開始し、大きな反響を呼んだ。デジタル音声広告はSNSやゲーム、ウェブブラウジングの最中にも耳から広告メッセージを届けることが可能であることも特徴だ。「GeoLogic音声広告」は今後、欧米でブームとなっているポッドキャスティング等への展開も予定している。