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ぴあ、アートフェア「artTNZ」にて感染症対策ソリューションとして「顔認証入場システム」「MyPass」を導入

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ぴあとアート東京は、9月17日~21日まで東京・天王洲で開催されたアートフェア「artTNZ」において、興行における新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、「顔認証入場システム」及び「感染症対策ソリューション・MyPass」の導入を行った。

ロココがシステム提供した顔認証入場システムは、入場にあたり、事前にすべての来場者に顔写真及び連絡先の登録をしてもらい、チケットもぎりの手順を省略したウォークスルー形式の入場を行うことで、「非接触入場」を実現しつつ、会期終了後も来場者を特定し、直接の連絡が可能な環境を構築。初めての取り組みにも関わらず、事前登録率も非常に高く、スムーズに入場してもらうことができたとのこと。

また、アルムの開発する感染症対策ソリューション MyPassによる大規模イベントにおける新型コロナウイルス感染症対策の実証研究も、同会場にて実施。この実証研究は、MyPassの感染症リスク管理における有効性を実証することを目的としている。

MyPassを通じた感染対策のためのデータ収集・研究・社会実装は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による令和2年度「ウイルス等感染症対策技術開発事業」に採択された「LINEと連携した新型コロナウイルス感染症自宅・宿泊療養患者向けSpO2測定スマホアプリモニタリングシステムの実証研究」の一環として行われた。

MyPass実施の流れは、まず、イベント参加者は、健康サポートアプリ「MySOS」をダウンロードし、イベント開催の10日前から体温/症状を入力、バイタル(SpO2、心拍数、呼吸数)を計測し、自宅に送付された抗体検査を自己実施し検査結果の写真をアップロードする。

健康サポートアプリ「MySOS」

イベント当日は、MySOSに登録された内容を総合的に判断し、一部の方にはイベント当日にPCR検査を受診してもらう。またイベント当日の検温の結果、熱のある方にもPCR検査を行う。PCR検査は医師の指導のもと、看護師が唾液の採取・検査を実施。検査には45分ほどかかり、検査結果はMySOSで通知する。

左:サーモグラフィーカメラによる検温、右:唾液によるPCR検査の様子

そして、イベント後の2週間は、MyPass健康相談チャットで新型コロナウイルス感染症に関する健康相談を医療従事者が受ける。さらに、イベント当日またはイベント後2週間以内に新型コロナウイルス陽性者と診断された場合には、一時金を受け取ることができる。

ぴあは、今後も様々な専門的な外部サービスと連携しながら、安全な環境の中で、安心してライブ・エンタテインメントを楽しんでもらえるよう、できる限りのサポートと準備を行い、一日も早いエンタテインメントの完全復活に向けて尽力していくとのこと。

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