広告・取材掲載

スペースシャワー、2020年4月〜9月期は赤字転落

ビジネス

第2四半期連結業績の推移

スペースシャワーネットワークは10月30日、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日〜2020年9月30日)を発表した。

当第2四半期連結累計期間の売上高は、55億5,496万円と前年同期比31億2,554万円減(同36.0%減)となった。また、各段階利益についても、営業損益は営業損失2億4,407万円と前年同期比4億5,516万円減(前年同期は営業利益2億1,108万円)、経常損益は経常損失1億3,486万円と前年同期比3億5,761万円減(前年同期は経常利益2億2,274万円)、親会社株主に帰属する四半期純損益は親会社株主に帰属する四半期純損失1億7,453万円と前年同期比2億7,008万円減(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益9,554万円)と、減収減益となった。

メディア・コンテンツ セグメントでは、音楽チャンネル運営を中心とするメディア事業、イベント・コンテンツプロデュース事業、アーティストマネジメント事業、レーベル・ディストリビューション事業及び「WWW」「WWW X」を運営するライブハウス事業などの事業ユニットを中心に、連結子会社コネクトプラスのファンクラブ事業、インフィニアのコンセプトカフェ事業等を加えて、各事業分野の成長施策の推進にあたっている。メディア事業においては、有料放送収入が減少したものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、番組収録などを予定通りに実施することができず、番組制作費やプロモーション費用が未消化となり、前年同期比で減収増益となった。レーベル・ディストリビューション事業においては、デジタル音楽配信売上が増加したものの、パッケージ販売売上が減少したことにより、前年同期比で減収減益となった。イベント・コンテンツプロデュース事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、同社主催の夏フェスイベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2020」が中止となるなど、ライブイベントの延期や中止が相次いだことにより、前年同期比で減収減益となった。アーティストマネジメント事業においては、ライブイベントの延期や中止が相次いだことにより、前年同期比で減収となった。また、ライブハウス事業およびインフィニアのコンセプトカフェ事業においては、店舗の休業を実施したことなどにより、前年同期比で減収減益となった。

この結果、同セグメントの売上高は51億1,993万円と前年同期比29億5,554万円減(同36.6%減)となり、セグメント損益(経常損益)についてはセグメント損失(経常損失)1億682万円と前年同期比3億5,745万円減(前年同期はセグメント利益(経常利益)2億5,062万円)となった。

映像制作 セグメントでは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、映像制作案件の収録の延期が相次いだことなどにより、売上高は4億3,503万円と前年同期比1億7,000万円減(同28.1%減)となり、セグメント損益(経常損益)についてはセグメント損失(経常損失)1,074万円と前年同期比2,503万円減(前年同期はセグメント利益(経常利益)1,429万円)となった。

2021年3月期の連結業績予想については、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により同社の事業環境に大きな影響がおよんでおり、現時点で新型コロナウイルス感染症の収束時期が見通せないため、業績予想について合理的に算定することが困難なことから未定とした。