WOWOW、2020年4月〜9月期は減収増益
WOWOWは10月30日、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日〜2020年9月30日)を発表した。
当第2四半期連結累計期間における同社グループの業績は、累計正味加入件数の減少に伴う有料放送収入の減少等により、売上高は393億7,600万円と前年同期に比べ16億9,300万円(△4.1%)の減収となった。営業利益は新型コロナウイルス感染症の影響によるスポーツや音楽ライブ等の延期、中止に伴い番組費が減少したこと等により、77億3,500万円と前年同期に比べ31億4,500万円(68.5%)の増益、経常利益は81億400万円と前年同期に比べ31億4,800万円(63.5%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は56億6,300万円と前年同期に比べ22億300万円(63.7%)の増益となった。
放送セグメントは、累計正味加入件数の減少に伴う有料放送収入が減少等により、売上高は374億600万円と前年同期に比べ15億500万円(△3.9%)の減収、セグメント利益は新型コロナウイルス感染症の影響によるスポーツや音楽ライブ等の延期、中止に伴い番組費が減少したこと等により、77億1,200万円と前年同期に比べ32億4,500万円(72.7%)の増益となった。
テレマーケティングセグメントは、既存外部顧客からのテレマーケティング業務等外部売上が新型コロナウイルス感染症の影響に伴い減少したこと等により、売上高は43億400万円と前年同期に比べ1億500万円(△2.4%)の減収となり、セグメント利益は2200万円と前年同期に比べ1億円(△81.5%)の減益となった。
2021年3月期通期業績予想は、最近の業績動向等を踏まえ、2020年5月15日に公表した業績予想を、10月23日に下記のとおり修正し公表している。
通期業績予想(連結・個別)は、加入計画の予想数値に修正はないため有料放送収入の予想に修正はないが、イベント事業や連結子会社の外部売上の減少が見込まれることから、通期業績予想(連結・個別)において売上高の予想を修正した。