エイベックス、2020年4月〜9月期は32.8億円の赤字
エイベックスは11月5日、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日〜2020年9月30日)を発表した。
当第2四半期連結累計期間の経営成績は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴うライヴ・イベントの開催自粛の影響により、売上高は342億7,900万円(前年同期比44.0%減)、営業損失は22億2,900万円(前年同期は営業損失6億8,800万円)となった。また、ライヴ・イベントの開催を自粛したこと等による損失および従業員に対して支給した休業補償として、災害による損失を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失は32億8,900万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失17億6,200万円)となった。
音楽事業では、ライヴ・イベントの開催自粛の影響や音楽パッケージ作品販売数の減少等により売上高は184億5,400万円(前年同期比58.0%減)と減収したものの、営業損失は販管費の減少により22億1,800万円(前年同期は営業損失21億7,300万円)とほぼ同水準となった。
2021年3月期の連結業績予想は、現時点においても新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難であることおよび希望退職者の募集人数が不確定であることから未定とした。