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エムアップHD、2020年4月〜9月期は増収増益 開催延期/中止となったコンサートグッズの取り扱いが増加

ビジネス

エムアップホールディングスは11月13日、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日〜2020年9月30日)を発表した。

当第2四半期連結累計期間における売上高は、各セグメントともに堅調に推移し、全体では前年同期比11.1%増の59億200万円となった。売上高の収益性の向上により、営業利益率は6.38%から9.39%へと大きく向上し、営業利益は同63.2%増の5億5,400万円、経常利益は同69.7%増の5億8,300万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は約2倍となる同88.9%増の3億5,700万円となった。

コンテンツ事業はコロナウィルス感染症の影響から会員数が伸び悩み、売上高は47億6,700万円(前年同期比7.9%増)、セグメント利益は5億6,800万円(同11.3%増)となった。

EC事業は開催が延期/中止されたコンサートグッズ等の取り扱いが大きく増加したため、売上高は5億5,700万円(前年同期比92.6%増)、セグメント利益は4億700万円(同223.0%増)となった。

電子チケット事業はチケット以外の周辺コンテンツ等の拡充により、売上高は5億4,700万円(前年同期比2.3%増)、セグメント損失は1億4,600万円(同-%)となった。

その他事業は、将来の収益獲得に向けた事業育成を行ってきたことから、売上高は2,900万円、セグメント損失は100万円となった。

2021年3月期の見通しについては、売上高120億円(前年同期比8.5%増)、営業利益8億2,000万円(同12.4%増)、経常利益8億2,000万円(同11.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益5億6,000万円(同19.1%増)を見込んでいる。