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NexTone、海外著作権使用料徴収・分配のため欧州著作権管理事業者との著作権徴収代行契約を締結

ビジネス

NexToneは11月18日、欧州の著作権管理事業者であるSociety of Authors, Composers and Publishers of Music(以下、SACEM)、Society for the Administration of Mechanical Reproduction Rights of authors, composers, publishers, dubbing and subtitles author(以下、SDRM)及びIMPEL Collective Management Limited(以下、IMPEL)と、同社管理作品の海外利用における著作権使用料の徴収に関する徴収代行契約の締結を発表した。

「権利者に選ばれ、利用者から支持される著作権管理事業者となる。」という経営理念の下、公平・公正かつ透明性の高い著作権使用料の徴収・分配、権利者の裁量による著作物利用に対する迅速かつ柔軟な対応、最新のテクノロジーを活用した効率的な管理・運営によるコスト削減などを行い、管理曲数の拡大と利用促進、さらに海外徴収・演奏権市場参入などによる相乗効果の早期発現を追求することで、より強力で総合的な「著作権エージェント」となることを目指す同社は、5月15日に公表した「2020年3月期決算説明資料」の「中期展望と戦略対応の進捗状況」「海外徴収の実現 具体的プラン」において、「利用者との直接契約が可能なインタラクティブ配信以外については、海外著作権団体との徴収代行契約の締結を目指す」としていた。

今回、SACEM、SDRM及びIMPELとの徴収代行契約の締結は、国際ネットワークを使った、海外での使用料の徴収分配のためのフレームワークを構築し、権利者からも要望が大きい同社による新たな海外展開スキーム提案の第一歩とすることを目的としているとのこと。

特にIMPELとの契約は、デジタルについてグローバルな配信事業者とマルチテリトリーライセンス契約を締結している団体との契約であり、「利用者との直接契約が可能なインタラクティブ配信」について、より効率的な徴収・分配を実現しようとする同社の戦略と一致するものとの判断に基づくものとしている。

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