KDDIと国立劇場、5G時代の通信技術による雅楽とオーケストラの360度アンサンブルを実現
KDDIとKDDI総合研究所は、アフターコロナを見据えた文化振興の新しい挑戦として、1966年の開場以来50年以上にわたり日本の伝統芸能を支えてきた国立劇場とともに、スマートフォンで視聴できる古典音楽の新たな鑑賞体験を企画。雅楽の演奏団体・伶楽舎と、新日本フィルハーモニー交響楽団のメンバーの協力の元、現存する世界最古の管絃楽と西洋文化を代表するオーケストラの共演による世界初の音と映像で近づける360度アンサンブルを実現した。
東西の伝統音楽が融合した演奏は、5G時代の通信技術「新音楽視聴体験 音のVR」アプリで12月7日より配信している。
「音のVR」はKDDI 総合研究所が開発した360度動画の見たい・聴きたい部分に自由自在にフォーカスできるインタラクティブ視聴技術。最大360度8Kビデオ・360度3Dオーディオから、空間的に自然な広がりと定位を持つ、任意の範囲の音場をリアルタイムに合成、再生する。
「音のVR」アプリを利用し、好みの楽器の音色にフォーカスしたり、映像をズームしたりすることで、雅楽とオーケストラのアンサンブルの音色を様々な視点で楽しむことができる。