JASRAC、2021年3月分配期に適用する実施料率を引き下げ
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、著作物使用料等を作詞者・作曲者・音楽出版社等の権利者に分配する際に控除する管理手数料の実施料率を、2021年3月分配期に限り引き下げる。
JASRACでは、経常収益が経常費用を上回った場合は、収支差額金として翌年度に権利者へ分配している。決算前においても、収支差額金となることが確実に見込まれる部分については、できる限り早く権利者に還元するとしている。
2020年度(2020年4月〜2021年3月)については、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け経常収益の減少が見込まれたため、経常費用の削減に努め、年度内最後の分配期となる2021年3月分配期に適用する実施料率を引き下げる。対象となる使用料の区分は、演奏等、放送等、有線放送等、業務用通信カラオケ、インタラクティブ配信となっている。
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