ぴあ、2020年4月〜12月期は50.6億円の赤字に転落

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ぴあは2月12日、2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日〜2020年12月31日)を発表した。

同社グループの第3四半期の業績は、連結売上高485億1,800万円(前年同期比62.1%減)、営業損失49億3,100万円(前年同期は営業利益6億4,200万円)、経常損失48億8,800万円(前年同期は経常利益6億6,200万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失50億6,200万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益3億800万円)となった。

第2四半期以降、段階的な規制緩和によるスポーツ・演劇ジャンルでの一時的な回復基調に加え、役員報酬の減額や苦渋の決断であった社員等の給与減額等も含む、期初以来断行してきた全社経費の2割以上の縮減策の効果の発出、ならびにライブストリーミング配信事業(新サービス「PIA LIVE STERAM」)の強化策等により、赤字幅も漸次減少した。

今後の新型コロナウイルス感染拡大の帰趨もなかなか見通し難い状況にあり、通期の業績予想についても、幅をもっての想定となるが、現時点では概ね、売上高720億円、営業損失60億円、経常損失60億円、親会社株主に帰属する四半期純損失65億円の各程度を見込む。

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